スーパーGT300クラスに参戦するBonds Racingは、4月28日〜29日に開催されるスーパーGT第2戦富士に向け、折目遼に代わって井出有治を起用すると発表した。
昨年までクラフトとしてGT500クラスに参戦、今季は名称を変更しGT300クラスでニッサンGT-RニスモGT3を走らせるBonds Racing。ドライバーとしてイゴール・スシュコと折目を起用して開幕戦岡山に臨んでいたが、第2戦にして早くもドライバーが変更されることになった。
折目に代わってGT-Rをドライブすることになったのは、国内で豊富な実績をもち、F1の経験ももつ井出だ。井出は2010年までARTAからスーパーGT500クラスに参戦していたものの、その後はスーパーGTに参戦しておらず、さまざまな活動に向けた充電期間にあてていた。
3年ぶりの本格レース復帰、そして2003年以来のGT-Rドライブとなる井出は、「3年ぶりのレース復帰に大きな喜びを感じると同時に、プロとして結果を求められるプレッシャーを感じていますが、今回、自分を迎え入れてくれたチームはもちろん、いつも応援してくれているファンの皆さんのためにもベストを尽くしてドライブしたいと思います」と意気込みを語る。
ひさびさのスーパーGTの舞台で井出がどんなドライブをみせるのか、ゴールデンウイークの富士戦を注目したいところだ。