Birth Racing Project
Race Report
Super Taikyu 2012 Series
www.brp.gr.com
Round-2 / Motegi
(2012.04.27-29)
BRP☆HYPER ECU C72 制動屋J'Sフィット
燃費・タイヤ・ブレーキ・トラブルを乗り越え、ライバルに競り勝ち今季初優勝を飾る!
Birth Racing Project【BRP】は2012年4月27日~29日にツインリンクもてぎで開催された「スーパー耐久シリーズ第2戦 もてぎ」において、昨年のチャンピンチームNo.36に競り勝ち、15周年を迎えるフィットの生まれ故郷のもてぎ(栃木県)にて今季初優勝を飾りました。
【4月27日(金)公式フリー】天候:雨 路面:WET
車両トラブルに涙をのんだ前戦の富士から1ヵ月、第2戦もてぎのレースウィークが始まりました。第2戦もてぎは、開業15周年記念レースとして開催され、ホンダのサーキットさらにフィットの生まれ故郷のである栃木県もてぎのこの地で、チームとして負けられない戦いがスタートしました。富士戦でトラブルが出た燃料系の全面リファインを行い雪辱戦に挑みます。
天候はあいにくの雨模様で、今日の3本のフリー走行は明日・明後日の晴れ(ドライ)の天気予報を想定して、チェック走行とドライバーの連携確認に留め、明日の予選に備えてレースシュミレーションを行い、金曜日のスケジュールを終えました。
【4月28日(土)公式予選】天候:晴れ 路面:DRY
昨日の雨模様から打って変って快晴の土曜日の公式予選です。午前中に行われた予選前のフリー走行で、スリックタイヤでのセットアップを行い、Aドライバー奥村浩一から予選に挑みます。奥村浩一はOldタイヤながら、2'24.443で予選2番手をマーク。続くBドライバー古宮正信が、Newタイヤでコースレコード更新を狙い果敢にアタックを行い、2'22.924の好タイムを叩き出し予選1番手をマーク。最後にCドライバー西田公也も2'24.766の好タイムを叩き出し予選3番手をマークして、合算で予選1位通過・ポールポジションのリザルトでしたが、Aドライバー奥村浩一が予選チェッカー直後に、午前のフリー走行中に発生したトラブルチェック及びテストの為に、スイッチ操作に気を取られてピットに戻れず、審議の結果ダブルチェッカーで2グリッド降格の厳しい裁定が下り、決勝レースは3番グリッドからのスタートとなりました。
【第2戦もてぎST5クラス予選結果】
Aドライバー:奥村 浩一 コース:ドライ タイヤ:スリック 2'24.855 クラス2位
Bドライバー:古宮 正信 コース:ドライ タイヤ:スリック 2'22.168 クラス1位
Cドライバー:西田 公也 コース:ドライ タイヤ:スリック 2'24.766 クラス3位
【4月29日(日)決勝】天候:晴れ 路面:DRY
昨日の予選に続き、春にも関わらず夏日で気温が25度に迫る快晴の暑い決勝の日曜日となりました。ブレーキに非常に厳しいと有名なサーキットで、想定以上に高い気温、更に4時間という長丁場で非常にタイヤとブレーキに厳しい状況が予想される決勝レースですが、チーム戦略はトップ争いをしつつ、燃費ドライブをしがら、更にタイヤ無交換の2ピット作戦を立案しました。これはドライバーに非常に過酷な課題ですが、3人のドライバーが確実に自分の仕事をする事を誓い、4時間後のゴールを目指しました。スタートドライバーは古宮正信が務めました。スタート直後、1~2コーナーで2台をオーバーテイクして首位に立ちますが、3コーナーで痛恨のコースアウトで一時4位まで順位を落とします。その後2台をパスして、2位で首位の36号車を追いかけます。燃費を抑える為、シフトポイントを大幅に下げて、更にストレートではアクセルペダルを戻しながら、追いかけるという非常にドライバーのテクニックを要するドライビングを求められますが、約2時間の予定スティントの終える頃には、36号車を見事オーバーテイクして首位で、セカンドドライバーの西田公也に襷をつなぎます。西田もピットアウト直後に36号車に首位を奪われるも、見事なドライビングで燃費を抑えながらピッタリと36号車をマークして周回を重ね、再び36号車をオーバーテイクして首位に返り咲きました。
しかし西田にドライバーチェンジを行った直後から序盤のコースアウトの影響で右フロントサスペンションにトラブルが出て、右フロントタイヤがいつバーストしてもおかしくない状態となり、ライバルと燃費とそしてトラブルとも格闘を余儀なくされました。その後、フロントタイヤの摩耗(剥離)により緊急ピットインし、最後の給油とタイヤ交換を行い、チェッカードライバーの奥村浩一にステアリングを託しました。ピットのタイミングで36号車に先行を許し、それを追いかける形となりしたが、奥村も引き続き最後まで燃費ドライブを行いながら、決勝のファステストタイムをマークして猛追します。するとライバルの36号車が燃欠の為、緊急ピットインをして、その瞬間、再び首位奪還となり、壮絶な消耗戦を制して、ST5クラス今季初優勝に輝きました。
【コメント】
チーム代表兼ドライバー:奥村浩一
前戦、富士での悔しい車両トラブルから約1ヵ月、車両の改良とテストを行い、万全の状態でもてぎ戦に臨みました。ライバル勢も益々速くなり、車両の性能はほぼ互角で全く余裕はない状態での切迫したレースの中、最後まで競り合いそして競り勝てた事に、チームとドライバーの進化を感じる事ができました。チーム代表者にとって非常に幸せなレースウィークを過ごさせて頂きました。今回のもてぎは、前戦で車両トラブルの悔しい思いをしたメカニックのリベンジの念と、サスペンショントラブルを抱えながら、更に燃費走行し続けトップ争いをスタートからゴールまで行った、3人のドライバーの渾身のドライビングにより、勝ち取った勝利であると思います。決勝レース後、ピットに戻ってきたフィットは、残燃料は約2リッターでタイヤもバースト寸前という、正に満身創痍の状態でしたが、優勝できたのはドライバーそしてスタッフが、強い信念をもってレースに挑んだ事が、チームに勝ちを呼び込んだ最大の要因だと思います。ホンダのサーキット、ツインリンクもてぎ15周年の記念レースで、沢山のファンの声援の中で優勝できた事を本当に嬉しく思います。また日頃チームを支えてくださるスポンサーの皆様、並びに献身的にチームを支えてくれる全てのスタッフに感謝致します。本当にありがとうございます。次戦も、チーム一丸となって強い信念をもって戦って参りますので、皆様ご支援の程何卒よろしくお願いいたします。
