SUPER GT 第4戦 決勝
SUBARU BRZ GT300、突然の降雨で表彰台を逃す
7月28日(日)にSUPER GT第4戦SUGO GT300kmの決勝レースが行われ、ポールポジションからスタートした#61 SUBARU BRZ GT300(山野哲也/佐々木孝太)が6位入賞しました。後半2位走行中に突然雨が降りレインタイヤに交換しましたが、事態は予想ほど悪化せず、順位を6位に落としてレースを終えました。
この日は予報に反し、朝からコースの路面はドライコンディションとなりました。スタート直前には、強い日差しに照らされて気温も30度近くにまで上昇します。#61 BRZのスタートドライバーは、山野。良いスタートをきった山野は、後方のマシンとの間合いを見ながら少しずつその差を広げていきました。リードを守ったまま山野のスティント終盤にさしかかると、2位のCRZに差を縮められ、その攻防によってタイヤの消耗を早めてしまいます。同車にかわされて2位となると、30周目にピットイン。佐々木にドライバー交代しました。
佐々木は、ポジションを守りながらもスティント前半はタイヤをセーブする走りに専念。後半の挽回に集中することにします。ところが、レースを25周ほど残した時点でサーキットは突然の降雨に見舞われます。各車はスリックタイヤで我慢の走行を続けますが、いよいよ耐えられず、佐々木は59周目にピットイン。レインタイヤに交換してコースに戻りました。その後は雨量が増えなかったため、レインタイヤでは速いペースに乗せるのが難しく、6位に順位を落としてゴールしました。
佐々木は、「とても残念です。勝てるレースだったと思います。山野さんが前半を頑張ってくれましたし、余力を残して後半に臨めるはずだったのですが、雨で計画が狂ってしまいました。しかも、本降りになってしまえば勝ち目はあったと思いますが、中途半端な降りだったので、最も嫌なパターンで順位を落とすことになりました。期待していたファンの皆さんにお詫びしたいと思います。しかし、クルマは確実に速くなっています。次の鈴鹿こそはなんとしても良い結果で終わらせたいと思います」と語っています。
また、STI総監督の辰己英治は、「あの時点で雨が降るとは、番狂わせでしたね。あそこまではまさに計画通り。後半挽回する走りができるはずでした。ライバルのCRZはあの状態でもスリックで走れていたようですが、うちは限界でした。あのままスリックで走り続けることができなかったですね。気持ちを切り替えて、次の鈴鹿の準備を進めます」と話しています。
Qualifying Report
SUPER GT 第4戦 公式予選
SUBARU BRZ GT300が今季三度目のポールポジション
7月27日(土)にスポーツランドSUGO(宮城県村田町)にてSUPER GT第4戦の公式予選が行われ、山野哲也/佐々木孝太組のSUBARU BRZ GT300がポールポジションを獲得しました。
マレーシアで行われた第3戦から6週間のインターバルをおいて開催された菅生ラウンドは、霧がちの不安定な天気のもと公式スケジュールがスタートしました。この日午前中に行われた練習走行はたびたび霧による視界不良のため中断され、路面コンディションは長い時間ハーフウェットの状態が続きました。
しかし、予選が行われた午後はドライ路面となり、良い条件で走行することができました。Q2に進出する13台に絞り込むQ1は、山野がタイムアタック。5番手タイムを出し、Q2の佐々木にバトンをつなぐことができました。「先週行われた鈴鹿での公式テストで様々なメニューをこなすことができ、クルマはタイヤの接地感が増しました。なので、今回は安心してアタックすることができました」と山野は語っています。
Q2を担当した佐々木は徐々にペースをあげ、セッション中盤にトップタイムを記録。その後、ハイブリッド勢がタイムを更新すべく激しい攻勢を見せましたが、最終的に佐々木のタイムを破ることができず、#61 SUBARU BRZの今季三度目のポールポジションが確定しました。予選2位のCRZとのタイム差は、わずか0.009秒差でした。
STIの辰己英治総監督は、「クルマがかなり進化し、安定感が増したので、安心して孝太のアタックをみていられました。今回からエアリストリクター径を絞られていますが、それを上回る速さを見せられて大変嬉しいです」と語り、佐々木は、「Q1でCRZが驚異的な速さだったので難しいかと思いましたが、僕らの得意なコーナリングスピードで彼らを抑えることができて良かったですね。やはりクルマが乗りやすくなったことが一番です。ここでは最終コーナーでスピードを落とさずセクター1に入っていくことが大事で、そこでタイムを稼げたのが良かったと思います」と語っています。
