元CARTの代表を務めたアンドリュー・クレイグが、インディカー・シリーズの組織再編成の一員のひとりとしてアメリカン・オープンホイールのマネジメントへ復帰することを否定した。
10月にランディ・バーナードがCEOを退任し、新CEOジェフ・ベルシュクを中心とした組織再編成が進んでいるインディカー・シリーズ。インディカーとインディアナポリス・モーター・スピードウェイを管理するフルマン社は、組織再編成の一員の候補にクレイグの名前を予定していた。
1994年から2000年まで、CARTやインディカーなどのトップとして務めてきたクレイグは、インディカーに対し素晴らしい可能性がある言いながらも、アメリカン・オープンホイールのマネジメント復帰に興味はないと英AUTOSPORTに語っている。
「(メンバーの一員として)考慮されることは常にいいことだよ。でも、そこに戻ることに興味はないんだ」とクレイグ。
現在クレイグは、FIAツーリングカー協会の副理事と世界耐久選手権の管理、発展を目指すFIAエンデュランス・コミッションのメンバーを務めている。