DIJON Racing

2012 AUTOBACS SUPER GT 第5戦
第41回インターナショナルポッカ1000km

スーパーGT 第5戦 鈴鹿サーキット レースレポート

マシン   DIJON音々CALLAWAYワコーズED
ドライバー Takamori博士/密山祥吾/井上恵一
参戦クラス GT300

予選Q1:12位(2'04.834/密山)
予選Q2:15位(2'09.093/Takamori博士)

決 勝:16位(6h00'06.181/124周)

開催日 予選:8月18日/決勝:8月19日
天 候 予選:晴れ/決勝:晴れ
路 面 予選:ドライ/決勝:ドライ
入場者 予選:25,000人/決勝日:35,500人

 鈴鹿サーキットにてSUPER GT第5戦『インターナショナルポッカ1000km』が開催された。

 DIJON RacingはこのレースにTakamori博士、密山祥吾に加えて、第2戦富士にエントリーした井上恵一を第3ドライバーに起用。DIJON Racingはこの3名体制でSUPER GTシリーズ最長で最も過酷なレースに臨む。

■8月18日 公式練習
 土曜日午前に行われた公式練習。

 このセッションではTakamori博士、密山、井上がそれぞれマシンチェックを中心にドライブ。密山が2'06.192をマークし、クラス19番手でセッションを終了した。

■8月18日 予選
 午後に行われた公式予選、今回はノックアウト予選が採用された。予選ドライバーの出走順序はQ1=密山、Q2=Takamori博士、Q3=井上がそれぞれ担当する事となった。

 14時00分、GT300クラスのQ1が開始。密山は2'04.834で12番手タイムをマーク。Q1を突破した。
続いてQ2。こちらはGT500クラスのQ1中に赤旗が提示されたため予定より5分遅れの14時45分から開始された。

 Takamori博士は2'09.093をマークするが16番手に留まり、残念ながらQ3への進出は叶わなかった。

 その後再車検にて不合格の車両が出たため、最終的な正式結果で順位がひとつ繰り上がり、明日の決勝は15番グリッドからのスタートとなった。

P1 #16 MUGEN CR-Z GT 武藤英紀 / 中嶋大祐
P2 #3 S Road NDDP GT-R 関口雄飛 / 千代勝正 / 佐々木大樹
P3 #0 GSR 初音ミク BMW 谷口信輝 / 片岡龍也
P16 #48 DIJON音々CALLAWAYワコーズED Takamori博士/密山祥吾/井上恵一

■8月19日 フリー走行
 昨夜からの雨で路面は濡れており、午前中のフリー走行はウェットコンディションの中で行われた。

 DIJON音々CALLAWAYワコーズEDは決勝レースに向けたマシンチェックを行いTakamori博士、密山、井上が精力的に周回を重ねた。

■8月19日 決勝
 天候は回復し、スタートを迎える頃には日差しも強く、鈴鹿サーキットは厳しい暑さに見舞われていた。

 今回のスタートドライバーは密山が担当。

 35,500人もの大観衆が見守る中、12時35分に隊列を組んだマシンが一斉にスタート。密山はスタートを決め、1周目を終える頃には14位に浮上した。しかしこのスタートがジャンプスタートと判断され、ドライブスルーペナルティを受ける事となってしまった。

 すぐさまペナルティを消化。これにより22位まで順位を落としたが、その後徐々に巻き返し、26周を終える頃には順位を15位にまで回復していた。

 その後、予定通り31周で最初のピットイン。ドライバーはTakamori博士に交替。タイヤ交換、給油を行いコースへと復帰。Takamori博士は安定した走りで確実に周回をこなしていく。

 52周目、シケイン手前でアクシデントが発生。このアクシデントを処理するためにセーフティーカー(SC)が導入される。SCによる隊列のまま走行、そしてピットレーンが解放となった直後、予定より若干早いが57周でピットイン。密山に交替し、タイヤ交換と給油作業を素早く終え、ロスタイムを最小限にピットから送り出す事ができた。

 密山は15番手まで順位を上げていたが、先のSC運用中に手順違いがあったとして10秒のペナルティストップを宣告されてしまう。

 すぐさまペナルティストップを消化し、コースに戻って行くが順位を大きく落としてしまう。89周を終え、密山から井上にドライバー交替。井上は慎重な走りで周回を重ねていった。しかし、100周を越えたあたりからDIJON音々CALLAWAYワコーズEDにもトラブルが出てしまう。電気系統のトラブルが起こったとの事で107周を終えたところで緊急ピットイン。頭からガレージに入れられる。

 トラブルへの処置を行い、井上からTakamori博士に交替。ピットを離れて行くが、112周で再度ピットイン。オルタネーターを交換するため、長時間に渡る作業が行われた。レースも残りあと10分弱といった時点でようやく作業を終えたDIJON音々CALLAWAYワコーズEDは密山のドライブでチェッカーフラッグに向かって走り出した。

 GT500のトップの車両がチェッカーを受け1000kmに渡るレースが終了。そしてDIJON音々CALLAWAYワコーズEDもフィニッシュラインを通過。DIJON音々CALLAWAYワコーズEDは124周を走り抜き、この過酷なサバイバルレースを16位で完走した。

P1 #66 triple a vantage GT3 吉本大樹 / 星野一樹 / 吉田広樹
P2 #3 S Road NDDP GT-R 関口雄飛 / 千代勝正 / 佐々木大樹
P3 #88 マネパ ランボルギーニ GT3 織戸学 / 青木孝行 / 澤圭太
P16 #48 DIJON音々CALLAWAYワコーズED Takamori博士/密山祥吾/井上恵一

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