全日本選手権スーパーフォーミュラに参戦するDOCOMO TEAM DANDELION RACINGは11日、チームのホームページ(http://www.dandelion-racing.com)上で、今季のマシンカラーリングを公開した。
1999年からフォーミュラ・ニッポンに参戦し、2004年にはリチャード・ライアンがドライバーズタイトルを獲得。また、2012年には待望のチームチャンピオンを獲得したDOCOMO DANDELION。名実ともにスーパーフォーミュラのトップチームのひとつだが、今季は伊沢拓也が渡欧しGP2に参戦するため、ドライバーラインナップをルーキーの野尻智紀、そしてチーム在籍2年目の武藤英紀というコンビに変更。新シャシーSF14での1年目のシーズンに臨む。
そんなDOCOMO DANDELIONは、JTCC全日本ツーリングカー選手権に参戦していた頃からNTTドコモが長年サポートしており、走行中のドライバーと監督やエンジニアとの連絡を無線ではなく携帯電話を使用するなど、新しい技術開発にも協力している。ちなみに、エースカーのゼッケン40は"FOMA"からとられたものだ(以前は68=mova)。
今季から投入されるSF14・ホンダHR-414Eにも、NTTドコモのコーポレートカラーである"ドコモレッド"を使ったカラーリングが施される。ノーズからリヤにかけておなじみのドコモレッドのラインが伸びるが、SF13の頃のようにコクピット上方に伸びるのではなく、サイドのエンジンカウルにかけて伸びる印象だ。
また、今季新たに通信機器メーカーのファーウェイ、伊藤忠商事、三菱電機の3社がサポート企業に加わり、マシンにロゴが追加されている。野尻の40号車、武藤の41号車では、リヤウイング翼端板のロゴ等が異なっている。
この新カラーリングは、2月18日にスタートするスーパーフォーミュラ合同テストから早くも登場するとのこと。すでにKYGNUS SUNOCO LeMansが新カラーを施しているが、今後カラーリングされたSF14が続々登場することにより、新シーズンに向け期待が高まりそうだ。