DTMドイツツーリングカー選手権に参戦しているメルセデスは、昨年終盤から導入している新スペックのマシンについて好感触をつかんでいるようだ。とは言え、実際の勢力図は5月はじめの開幕戦まで分からないとしている。

 2010年にポール・ディ・レスタが王座を獲得して以降、ここ4年間はアウディとBMWの2陣営の戴冠を許してしまっているメルセデス陣営。だが、今シーズンは新たにARTグランプリを陣営に加え、メルセデスAMG C63 DTMの8台体制でタイトル獲得を目指している。

 DTMは昨年6月、14年3月1日に実施されたDTM車両のホモロゲーションを15年シーズン末まで凍結させることを発表。ただし、昨シーズンの序盤戦で苦戦を強いられたメルセデス陣営に関しては第9戦の直前までの期間でアップデートが認められ、HWAのCEOを務めるウルリッヒ・フリッツの指揮のもとで新スペックのホモロゲーションを取得。第9戦に1台を投入し、最終戦は全車とも新スペックで臨んでいた。

 また、フリッツのもとでプログラムも大幅な再編成を受けており、開幕前最後のプレシーズンテストとなったオッシャースレーベンでは、パスカル・ウェーレインが最終日のトップタイムをマーク。初日と2日目にもゲイリー・パフェットやロバート・ウィケンスが2番手につけるなど、開幕に向けて好位置をキープしている。

「かなり期待できる結果になったよ」と語るのは、昨年のザントフールト戦でいち早く新スペックのマシンをドライブしたクリスチャン・ビエトリス。

「昨年のポールタイムよりも約0.5秒速かったんだ。また、ロングランもかなりいい感じだった」とビエトリス。

「ただ、判断をするのは常に難しいものだ。エストリルテスト後に、僕はアウディが明らかに最速だと話した。ただオッシャースレーベンでは、彼らはものすごく速いというわけではなかった」

「だから本当に難しいんだ。でも、僕たちが前進していることは確かだよ」

 メルセデスの新スペックは、高速コーナーとタイヤマネジメントという弱点を克服することに重点が置かれている。このアップデートを主導したHWAのフリッツは「いい方向に向かっているとは思うが、パフォーマンスを判断することは難しい」と語る。

「テストでは全員が異なるプログラムやスケジュールで動いているからね。だから、誰がどこにいるのかを判断するのは難しい」

「結局のところ、ホッケンハイムでの開幕戦後に答えが分かることなんだ」

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