DTMドイツツーリングカー選手権第5戦は12日、ロシアのモスクワ・レースウェイで予選が行われ、マキシム・マルタン(BMW M4 DTM)が初のポールポジションを獲得した。

 昨年からマーケティングを重視しロシアで開催されているDTM。2年目の開催となった今季、土曜のフリープラクティス1では、今季好調のマルコ・ウィットマン(BMW M4 DTM)がトップタイムをマーク。プラクティス2ではルーキードライバーのニコ・ミューラー(アウディRS5 DTM)がトップタイムを記録し、マイク・ロッケンフェラーが2番手に。アウディがトップ3を独占した。

 迎えた予選では、Q1でロッケンフェラーが最速タイムをマーク。アウグスト・ファーフス(BMW M4 DTM)が2番手、ウィットマンが3番手、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(BMW M4 DTM)が4番手と、アウディ、BMW勢が続いていく。一方で、前戦ノリスリンクで上位を占めたメルセデス勢は再び不振。Q1で4台が脱落してしまう。

 続くQ2では、マルタンがタイムを上げトップでQ3に進出。ミゲル・モリーナ(アウディRS5 DTM)、ファーフス、ウィットマンと続くが、メルセデス勢はQ2で全滅。最終的にロバート・ウィケンス(DTMメルセデスAMG Cクーペ)の14番手が予選最上位となってしまった。

 8台が進出したQ3では、最後にマルタンが1分28秒619というタイムをマークし、今季DTMデビューのマルタンにとって初めてのポールポジションを獲得してみせた。Q3ではトップのマルタンから8番手のモリーナまではコンマ3秒ほどしか差がないは非常に接戦の予選となった。

「ファンタスティック! マシンを良くしようと努力してきて、参戦からたった5戦でポールポジションを獲得できたんだからね。モスクワのトラックは最高だよ。クルマも最高だったから、レースではベストを尽くしたいね」とマルタン。

 2番手にはブルーノ・シュペングラー(BMW M4 DTM)が続き、BMW勢がワン・ツー。ルーキーのニコ・ミューラーが3番手につけ、自身予選最高位を獲得してみせた。

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