DTMドイツツーリングカー選手権第7戦ニュルブルクリンクは18日、決勝レースが行われロバート・ウィケンス(メルセデスベンツCクラスクーペ)が初優勝を飾った。
曇天模様から雨が降り出す展開となったニュルブルクリンクでのDTM第7戦。序盤、ポールスタートのアウグスト・ファルファス(BMW M3 DTM)がスタートを決めるが、序盤、快走をみせたのはウィケンス。18周目にミゲル・モリーナ(アウディRS5 DTM)をかわすと、ファルファス、エイドリアン・タンベイ(アウディRS5 DTM)をオーバーテイクした。
そんなウィケンスの前に現れたのは、序盤雨が降り出した時に、最初にウエットタイヤに交換したランキング首位のマイク・ロッケンフェラー(アウディRS5 DTM)。しかし、ロッケンフェラーはピットウインドウがオープンする前にウエットに交換したため、3回ストップを強いられることに。終盤、ピットに向かったロッケンフェラーを尻目に、ウィケンスが嬉しいDTM初勝利を飾った。
2位につけたのはウエット時にスリックで引っ張ったファルファスで、3位にはクリスチャン・ビエトリス(メルセデスベンツCクラスクーペ)が入った。3回のピットを終えコースに戻ったロッケンフェラーは4位という結果に終わっている。