DTMドイツツーリングカー選手権第4戦は15日、ラウジッツリンクで予選が行われ、クリスチャン・ビエトリス(メルセデスベンツCクラスクーペ)がポールポジションを獲得。メルセデス勢は予選1-2-4番手を占めた。
今季開幕3戦ではBMW、アウディというライバル勢に対し予選ポジションで苦しみ、決勝でもなかなか上位進出が達成できなかったメルセデスベンツ勢。しかし、ここラウジッツでついに逆襲の狼煙を上げた。
プラクティスからこのラウジッツではメルセデス勢とアウディ勢が上位を占める展開となり、ジェイミー・グリーン(アウディRS5 DTM)がトップに。今季ここまで好調だったBMW勢は苦しい展開となっていく。予選でも、Q1ではメルセデスの脱落は1台もなく、BMWは4台が後方グリッドを占める展開となった。
そんな中進んだノックアウト予選では、ゲイリー・パフェット(メルセデスベンツCクラスクーペ)がトップでQ4に進出。ビエトリス、ロバート・ウィケンス(メルセデスベンツCクラスクーペ)とメルセデス勢がトップ3を占めた。
しかし、迎えたQ4ではビエトリスがパフェットのタイムを上回り逆転ポールを獲得。また、グリーンもウィケンスを上回り3番手に浮上。メルセデス勢のトップ3独占を阻んだ。BMW勢の最上位は、ひとり気を吐いた前戦のウイナー、ブルーノ・シュペングラーの5番手となっている。