LEXUS Team LeMans ENEOS
RACE REPORT-2012/7/30

SUPER GT 2012 series
Round4 スポーツランドSUGO
7月28日(土)予選 / 7月29日(日)決勝

 東北唯一の国際公認サーキット、スポーツランドSUGO(宮城県)で開催されたSUPER GT第4戦。東北地方も梅雨が明け、本格的な夏の暑さが到来したばかり。サーキットはレースウィークを通して厳しい暑さに見舞われた。

 7月28日(土)、前日に続いて真夏日となったこの日は、Q1、スーパーラップによる予選が行われ、まずはQ1に大嶋和也が挑んだ。300クラス中の赤旗中断によりスタート時刻が遅れ、13:05に500クラスのQ1がスタート。開始時の気温35℃、路面温度56℃。15分間のセッションだったが、開始直後は各車ピットに待機。ようやく動き出したのは、開始後約8分が経過してから。午前の練習走行から調子を上げていた大嶋は、アタックラップに入ると1'15.079のタイムを叩き出し、トップタイムをマーク。その後チェッカーまでの間、そのタイムを上回るクルマは現れず、大嶋はトップを獲得した。

 500クラスのスーパーラップが開始されたのは15:30。Q1トップのENEOS SUSTINA SC430は、10台目の最終出走でコースイン。アタックを務めたのは伊藤大輔。セクター1のタイムは、ここまでトップにつけていた他車を下回ったが、セクター2で素晴らしい走りを見せ見事挽回。ENEOS SUSTINA SC430ただ1台だけが1分14秒台を叩き出し、ポールポジション獲得となった。

 7月29日(日)、正午を過ぎた頃、一時的に強い雨が降ったものの、雨はほどなく止み、全車グリッドにつく頃には完全なドライコンディションに。引き続き暑い一日となり、決勝開始時の気温31℃、路面温度42℃。予定通り14:00にフォーメーションラップが開始され、1周ののちグリーンシグナルが点灯すると全車一斉にスタート。伊藤がドライブするENEOS SUSTINA SC430はスタートで出遅れ、左右から2台に抜かれる格好となったが、この2台が接触しながら1コーナーでコースアウトし戦線離脱。伊藤の右側から前に出た1台とはマシンの接触があったが、大きな損傷もなく、トップでオープニングラップを終える。後方では熾烈な2番手争いが繰り広げられる中、伊藤も300クラスをパスしながらの走行は思うようにラップタイムを上げられず、30周を過ぎると後続のマシンにギャップを1秒以下にまで縮められる。しかしながら伊藤は巧みなブロックで真後ろに迫るマシンを抑え込み、37周を終えてピットイン。ルーティンの給油とタイヤ交換作業を終え、ドライバーは大嶋に交代。このピットインの間にもちろん後続のマシンには先行されるが、ピット作業のタイムロスが極めて少なかったことと、大嶋のアウトラップのタイムが良かったことが幸いし、翌周ピットに入った後続のマシンがピットアウトするタイミングでパスし、無事ポジションの回復に成功。再びトップを走る大嶋は、残る40周のレースのためにタイヤマネジメントしながら丁寧に周回を重ねるが、レース終盤、2番手のマシンがラップタイムを上げ、残り10周という辺りからみるみるうちに その差を縮められてしまう。大嶋のタイヤは消耗し厳しい状態にあったが、必死にポジションを守り切り、後車がすぐ後ろに迫る中1度もトップを譲ることなく見事トップでチェッカーを受け、念願のLEXUS TEAM LeMans ENEOS初優勝を遂げた。

⇒黒澤琢弥 監督のコメント:
「本当にお待たせしました、優勝しました。今回は練習走行から決勝レースまですべてのセッションを1位で締めくくることができました。決勝では、ドライバー2人が頑張ったことはもちろん、メカニックのピット作業も速かったし、パーフェクトウィンだったと思います。前戦のセパン戦が終わった時に、今までの悪い流れはマレーシアで断ち切ったと言ったのですが、その有言実行を果たして今回優勝できたので、次の鈴鹿も表彰台に立てるよう全員一致団結で頑張ります。ご声援ありがとうございました。」

⇒伊藤大輔のコメント:
「おかげさまで優勝することができました。僕がチームルマンに移籍してから4年半経ちましたが、ここまで長い間優勝をプレゼントできずに悔しい思いばかりしてきたので、今日は非常に嬉しいです。サポートして下さっているENEOSさんをはじめ、支えて下さった皆さんに感謝しています。今日のレースは決して楽には勝てませんでしたが、大嶋選手も後半スティント素晴らしい走りだったと思いますし、良い仕事をしてくれたチームのみんなにも感謝しています。この優勝は我々チームルマンにとってはステップであり、また次戦以降もこれに続けるよう頑張りますので、今後も応援よろしくお願いします。」

⇒大嶋和也のコメント:
「前回のセパンでクルマが非常に調子が良いことは分かっていたので、ミスなく行けば絶対に勝てるだろうと思って臨みました。実際にすべてのセッションをトップで終えることができて、決勝で勝てば完全優勝というところだったんですが、日曜朝のフリー走行はトップタイムを取れたとは言え、思いのほか周りのチームも良いタイムで走れていて、簡単には勝てないだろうなと思っていました。実際にレースが始まってみると、リアタイヤの摩耗が思った以上に厳しく、後続車に追われる展開にはなってしまいましたが、最後まで諦めずに結果トップで戻って来られたのは非常に嬉しい です。このチームに移籍してから初めての優勝、そしてチームにとっては9年ぶりの優勝ということで、その優勝を今回やっとプレゼントできたことを大変嬉しく思います。まだシーズン中盤なので、ここからさらに気を引き締めてチャンピオン争いに加わって行けるようにしっかり頑張りたいと思います。応援ありがとうございました。」

◆今戦の獲得ポイント 20ポイント
◆シリーズランキング 4位
◆観客動員数 (予選)9,500人 (決勝)27,500人

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