LEXUS Team LeMans ENEOS

SUPER GT RACE REPORT
Round6- SUZUKA
1LAP=5.807km(121LAPS) 700kmRACE
DRIVER:伊藤大輔,Bjorn Wirdheim

■ハンディウェイト100kg搭載の苦しいレース、11位完走。

 夏の恒例となった「サマースペシャル」と題して行われた第6戦は、レース距離700kmの耐久レースとして、鈴鹿サーキット(三重県)にて開催された。「シリーズ獲得ポイント×2kg」のハンディウェイトを搭載するというルールが適用されるのも、この鈴鹿戦が最後となる。ENEOS SC430は51ポイント獲得だが、ハンディウェイトの搭載は100kgまでと決められており、最も重い100kgのウェイトを積んで今戦に挑んだ。

 8月21日(土)、天候は晴れ。午前の練習走行では6番手を獲得。午後からはまず予選1回目が行われ、LEXUSTEAM LeMans ENEOSは二人のドライバーともに基準タイムをクリアし、12番手で終了。

 15:10より、いよいよ決勝レースのグリッドを決するノックダウン予選が開始。GT300クラスの10分間が終了すると、15:20~15:30の10分間でGT500クラスのセッション1が行われた。気温34℃、路面温度47℃という猛暑の中、このステージは伊藤が担当。全13台中、次のセッション2に進むことができるのは10台。2分半が経過した辺りで、ニュータイヤでコースインし、アタックを開始。惜しくも1'57.042のタイムで11番手となり、セッション2への進出は叶わなかった。予選後、他車のエンジン交換(10番降格)により、予選結果は10番手となった。

 また、18:30~19:00の30分間で、決勝レースの夜間走行の準備も兼ねてフリー走行(ナイトセッション)が行われ、ENEOS SC430は2番手を獲得した。

 8月22日(日)、天気は快晴。前日同様、猛暑の一日となった。決勝レース開始時の気温36℃、路面温度48℃。決勝レースは15:00開始。ENEOS SC430は、700km・121周を4スティントに分け、3回の義務付けられたピットストップを行う正攻法で戦う作戦で、追い上げに期待を込めた。スタート前にさらに1台エンジン交換車両が出たために、9番手グリッドからビルドハイムがスタート。オープニングラップは混乱もなく、ビルドハイムは重いクルマながら順調なラップタイムを刻みつつ前を追う。25周を過ぎて続々と他のマシンが1回目のピットストップを済ませる中、ビルドハイムは31周まで引き伸ばしてピットイン。ドライバーは伊藤に交代し、12番手でコースに戻る。他車のペナルティを受けて11番手に順位を上げるも、ウェイトも効いてラップタイムは思うように上がらず苦しい状況が続く。2回目のピットストップも引き伸ばして62周を終えてピットイン。ビルドハイムがコースに戻って12番手。後方はウェイトの重い車両が占める格好となり、シリーズチャンピオンを争う上で1つでも前の順位でゴールすべく、ビルドハイムは必死の走行を続けた。92周が経過する頃、陽が落ちて辺りは暗くなり、全車ライトオン。この夜間走行は、700kmレースの見所のひとつである。

 最後のピットストップは95周を終えて行われた。ドライバーはビルドハイムから伊藤へ。給油、タイヤ交換を済ませ、いざスタートしようとするも突如エンジンがかからなくなり、いったんマシンをピット内へ。数分のタイムロスとなったが無事エンジンはかかり、再びコースへ。トップから4周遅れとなってしまったが、最後まで走り切り11位でチェッカーを受けた。このレース結果により、ポイントランキングはトップと1ポイント差の2位となっている。

⇒土沼広芳 総監督のコメント:
「今回はポイント×2の100kgのウェイトを積んで重くなる分、チームとしてもいろいろクルマに弾を込めて来たんですが、予想通り重さは厳しかったですね。1ポイントでも2ポイントでも取りたかったんですが、ノーポイントに終わってしまったのは残念です。しかし長丁場のレースで完走できて、次の富士に向けてデータもたくさん取ることができました。我々にとっては次戦の富士が天王山だと思います。引き続きご声援よろしくお願いします。」

⇒伊藤大輔のコメント:
「今日は残念な結果でした。長い時間観て下さった皆さん、ありがとうございました。チームはクルマをアップデートしたり、努力してくれたんですが、なかなか思うように結果には結び付かず…。今日のレースを終えて、ポイントランキングはトップと1ポイント差の2位となりました。ここから改めて気を引き締めて、残り2戦頑張りたいと思いますので、富士でも応援よろしくお願いします。今日は本当にありがとうございました!!」

⇒ビヨン・ビルドハイムのコメント:
「ハンディウェイトがとても重く、厳しいレースになりました。その上、イグニッションスイッチが入らないという不運にも見舞われてしまいました。ポイントを少しでも獲得するという目標は果たせず、ポイントリーダーの座を奪われてしまいましたが、次戦の富士は我々LEXUS勢のホームコースですし、ウェイトも半分下ろせるので、またポイントリーダーを奪還すべく頑張りたいと思います。今日はたくさんの温かいご声援ありがとうございました。」

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