フォース・インディアは2011年にエイドリアン・スーティルとポール・ディ・レスタのペアを走らせ、サードドライバーにニコ・ヒュルケンベルグを起用するとの報道がなされた。

 Motorsport.comによると、スイスのBlick紙は、ビタントニオ・リウッツィに代わってディ・レスタがレースドライバーに昇格し、ヒュルケンベルグが金曜フリープラクティスで走行することが決定し、この決定は数日内に正式に発表されると伝えたということだ。
 その報道の中で、ヒュルケンベルグのマネージャー、ウィリー・ウエーバーは、「私はニコがマクラーレンのサードドライバーになることを望んでいたが、(チームプリンシパルの)マーティン・ウィットマーシュは、(ジェンソン・)バトンにとって脅威になることを心配した。彼はタイトル争いにおいてチームの調和を崩すことを望まなかった」とコメントしたと伝えられている。

 しかしその後、ウィリー・ウエーバーは、ドイツの通信社SIDに対し、ヒュルケンベルグに関して現在複数のチームと交渉中であり、来季活動を発表できるのは1月中旬になると語ったと報じられた。Blick紙のウェブ上の記事は削除されたということだ。

 ヒュルケンベルグのマネジメントスタッフであるティモ・ガンスは、motorsport-magazin.comに対して次のようにコメントしている。
「公式声明は通常チームから発表されるものだ。したがって我々はチームが発表する前に公式な声明をすることは控えたい」

 スーティルのマネージャー、マンフレッド・ジマーマンは、今回の報道について、スーティルは契約する見込みだがまだサインしていないと述べた。
「この話がどこから来たのか分からない。ニコ・ヒュルケンベルグがテストドライバーになるという内容だから、おそらくウィリー・ウエーバーから出たのだろう」
「我々が話せるのは自分たちのことだけだ。我々はフォース・インディアと基本的に合意している。契約書はできているが、サインはまだだ」
 ジマーマンによると、正式発表はあと約2週間ほどで行われるだろうということだ。

 この件に関してフォース・インディアはコメントを発表していない。

本日のレースクイーン

白崎つかさしろさきつかさ
2025年 / スーパー耐久
シンリョウレーシング レースクイーン
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円