フォーミュラドリフト最終戦 RX-8のモーハンがシリーズ10位
2011年10月11日
カリフォルニア州アーウィンデールスピードウェイで開催された2011年米フォー ミュラドリフトプロ選手権最終戦、Nexen / Mazdartix Mazda RX-8のカイル・ モーハンが参戦し、予選とタンデムでの決勝ドリフトの結果、シリーズ10位を獲 得した。
モーハンは予選で20位となり、トップ32台のタンデムドリフト(2台による一騎打 ち)から参戦することになった。加えて、この時点のポイント数でシリーズ10位 から12位へと一旦後退した。決勝のタンデムドリフトは、Scion tCに乗るフレデ リック・アースボと戦うこととなった。
1本目はアースボが先行するが、スタート直後にバンク外側の壁にクラッシュし てしまう。モーハンは、アースボのScion tCとのクラッシュを避け、そのままド リフトを決めてフィニッシュ。Scion tCは修復不可能なほど大破してしまい、 モーハンが勝ち抜いた。これにより、モーハンはトップ16台のタンデムドリフト をCamaroのライアン・タレックと戦うこととなった。1本目、先行するタレック にモーハンは序盤で遅れてしまうが、後半でギャップを埋めることに成功する。 モーハン先行となる2本目では、序盤のバンクコースで、モーハンが素晴らしい アングルとスピードでのドリフトを見せ、タレックを引き離しにかかるが、イン ナーコースに入ったところで追いつかれてしまう。結果、審査員はタレックの勝 利と判断し、モーハンのシーズンが終わった。
モーハンは、KMRチームのクルー達の活躍に感謝し、「みんなの努力なしには、 ここまでの成績は残せなかったと思う。毎回、出来る限り最高のマシンコンディ ションに仕上げてくれた。また、サポートしてくれたマツダスピードのジム、ス ティーブ、トッド、ネクセンタイヤのマイク、マツダトリックスのデイブにも感 謝したい。2012年はもっと良い成績を残す」と語った。このほか、同イベントに はジョーン・ミングの20Bターボ RX-8、チャールズ・ングのFC RX-7などのマツ ダ車が出場した。
http://www.mzracing.jp/americanracing/201121.html