25日に最終戦を終えたばかりのワールドシリーズ・バイ・ルノーだが、その中のフォーミュラ・ルノー3.5シリーズの合同テストが27日スタートし、国本京佑、井口卓人、佐藤公哉の3人の日本人選手がテストに参加した。

 来季のシリーズを見据えてか、今季の顔ぶれとは大きく異なるメンバーが参加した今回のアラゴンテスト。各チーム、最終戦を終えたマシンをそのままサーキットに残してのテストとなった。

 今季のワールドシリーズ・バイ・ルノーに2戦参加した国本京佑(エプシロン・エウスカディ)は、そのままの体制で参加。また、今季全日本F3でCクラスランキング2位の井口卓人は、今季チームランキング6位のポンスから参加。また、全日本F3でNクラスランキング2位だった佐藤公哉は、シリーズランキング10位だったコムテックからテストに参加した。

 9時30分からスタートしたセッション1では、国本が37周を周回して9番手。井口は45周を走り13番手。佐藤は37周を周回して21番手だった。セッション1のトップは、今季フォーミュラ・ルノー2.0シリーズに参戦した元F1ドライバー、ヤン・マグヌッセンの息子、ケビン・マグヌッセン(ポンス)だった。

 14時からスタートしたセッション2では、国本が40周を周回し8番手。佐藤はポジションを上げ33周を周回し13番手。井口は12周で20番手と、終盤のエンジントラブルのため不調に終わった。

 この中で井口はルノー・スポールのメディアサイトに向けて「マシンはドライブしていてとても興味深かったです。これほどパワーのあるシングルシーターマシンにはあまり慣れていませんからね。来季はヨーロッパで戦いたいと思っているので、フォーミュラ・ルノー3.5シリーズは検討したい候補のひとつになると思います」と語っている。

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