フォース・インディアF1チームは24日、チームのリザーブドライバーとしてダニエル・ジュンカデラを起用すると発表した。
1991年スペイン生まれのジュンカデラは、2010年からユーロF3に参戦し、2011年にはF3マカオGPを制した経験をもつ。2013年シーズンはDTMドイツツーリングカー選手権にメルセデスベンツCクラスクーペで参戦したが、一方で7月のF1ヤングドライバーテストにウイリアムズから参加した。
今回、フォース・インディアはジュンカデラをリザーブドライバーに起用すると発表し、全戦に帯同するとともに、経験を重ねるために何戦かで金曜プラクティスで走行することになるという。ただし、フォース・インディアではジュンカデラの活動の軸は依然としてDTMにあるとしている。
「ダニエルはエキサイティングな素材であり、彼をフォース・インディアに迎えることができて喜ばしく思う」と語るのはチーム代表のビジャイ・マルヤ。
「ここ数年、我々は若く才能あふれるドライバーにチャンスを与えようとし続けてきたんだ。だからこそダニエルに金曜プラクティスでVJM07をドライブする機会を与えることにした。ダニエルはまた、ファクトリーで重要なシミュレータープログラムをこなすことになる」
また、初めてのF1リザーブドライバーの地位を獲得したジュンカデラは「サハラ・フォース・インディアに加わることで夢が叶ったよ。これは僕にとって多くのことを学ぶ素晴らしい機会だし、F1でレースをするためのステップにしたい」と喜びを語った。
「トラック、そしてファクトリーでチームと働くことは僕に多くの経験を与えてくれると思うし、チームの目指す2014年のゴールに向けて、ベストを尽くして貢献したいと思う」