フォース・インディアは1日、2013年型マシンの『VJM06』を正式発表した。
今季に入りチームオーナーのビジャイ・マルヤが所有する企業グループの経営不振により、F1チーム存続の危機も報じられたフォース・インディア。そうした混乱もあって、昨年内に予定されていたドライバーラインナップの発表も未だ正式にされないまま今日の新車発表を迎えることになった。
その新車発表会では、今季残留が確実視されていたポール・ディ・レスタの手により新車『VJM06』が披露。昨年、段差ノーズを採用していたチームは今季モデルから段差を排するためにノーズ上部をパネルで覆い、マクラーレンやフェラーリ同様にハイノーズ化。エキゾーストはコアンダシステムを継承した。
また、テクニカルディレクターのアンドリュー・グリーンは、前後サスペンションとエアロダイナミクスへの注力を強調し、同時にシャシーを一新したとコメント。ただ、フェラーリ、マクラーレンが採用したフロントのプルロッド化には踏み切らなかった。
昨シーズンはザウバーに敗れ、コンストラクターズ7位に終わったフォース・インディアだが、シーズン終盤はトップに迫るスピードを獲得。最終戦ではニコ・ヒュルケンベルグがあわや優勝という走りを見せるなど、今季にかかる期待は大きい。
なお、注目されたディ・レスタのチームメイトだが、この場での発表もなく、有力候補とうわさされるジュ−ル・ビアンキも、同日マラネロで行われたフェラーリの新車発表会に出席している。
