2014年F1第7戦カナダGPの公式予選Q2は、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。順位結果は以下のとおり。
Q1に続いて行われたセカンドラウンドのQ2は全16台が15分間のタイムアタックを行い、上位10台までが最終ラウンドのQ3に進出する。
全車スーパーソフトを装着したQ2は、ここまで好調をキープするウイリアムズのフェリペ・マッサが序盤からリードを奪う。早くも1分15秒台に入れたマッサは、メルセデスのニコ・ロズベルグとハミルトンを2番手、3番手に従えセッションを進めていく。
4番手にはウイリアムズのバルテッリ・ボッタスがつけ、5番手にフェルナンド・アロンソ。フェラーリのもう一台を駆るキミ・ライコネンはQ2突破ラインぎりぎりの10番手、レッドブルのセバスチャン・ベッテルは12番手となる。
セッション後半は、メルセデスが本領を発揮し、ハミルトンが1分15秒054でトップに浮上。チームメイトのロズベルグが2番手につけた。一方、ウイリアムズのマッサは3番手にポジションを下げたものの、2回目のアタックを行わず3番手のポジションを守った。4番手にボッタス、5番手ダニエル・リカルドが続き、以下ベッテル、アロンソ、ジェンソン・バトン、ライコネンが無事にQ3進出を決めている。
Q3最後の椅子は、ニコ・ヒュルケンベルグとケビン・マグヌッセンを上回ったジャン-エリック・ベルニュのものに。フォース・インディアはセルジオ・ペレスも13番手に終わり、2台揃ってQ2敗退を喫した。