フォース・インディアのボス、ビジャイ・マルヤが所有するキングフィッシャー航空が破綻に近づいていると報じられ、F1活動への影響が懸念されている。キングフィッシャー航空の経営不振は以前から伝えられていたが、債権者が融資の回収に動く見込みだということだ。
ステート・バンク・オブ・インディアら17の銀行から成るコンソーシアムからのプレッシャーにより、マルヤが救済者となる投資家を見つけられなければ、キングフィッシャー航空は倒産に追い込まれるだろうと、The Telegraphが報じた。
ステート・バンク・オブ・インディアの副マネジングディレクター、シャマル・アーチャーリャ氏は、「銀行側の我慢も限界を超えた」とコメントしている。
「コンソーシアムのメンバーたちは、この件の解決の見込みはないと考えている。そのため債権の回収を検討することに決めた」
債権の回収がなされる場合、マルヤのキングフィッシャー航空以外の事業や個人資産に影響が及ぶものとみられている。