全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第2戦は22日、ツインリンクもてぎで予選が行われ、ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(Mobil1 IMPUL)が移籍後初のポールポジションを獲得。アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)が2番手に続いた。

Q1
 午後を迎えたツインリンクもてぎは快晴に恵まれ、かなり温暖なコンディションの下ノックアウト方式の予選セッションがスタート。20分間のQ1では、コースオープンとともにほぼ全車がコースイン。路面温度が47度にも達しているため、ほとんどのマシンがウェービングをせずにインラップに入っている。

 セッション序盤のトップは小暮卓史(NAKAJIMA)。平中克幸(KCMG)が続き、午前中同様の展開となる。最終的には残り1分ほどの争いとなり、小暮、オリベイラ、平手晃平(Mobil1 IMPUL)というトップ3でQ1が終了した。

 ノックアウトとなったのは、ケイ・コッツォリーノ(LeMans)、井出有治(MOTUL 無限)、井口卓人(DELIZIEFOLLIE/CERUMO・INGING)という3台に。チェッカー提示直後、Q1で11番手となった伊沢拓也(DOCOMO DANDELION)が4コーナー立ち上がりでスピンしたが、なんとかクラッシュは免れた。

Q2
 10分間のインターバルをおいてスタートしたQ2。ここでもチェッカー間際の攻防で一気にタイムが入れ替わったが、ここでトップタイムをマークしたのは地元の声援を受ける塚越広大(HFDP)。次いでロイック・デュバル(DOCOMO DANDELION)、ロッテラーが3番手となった。

 一方、Q2で姿を消すことになったのは大応援団が詰めかける山本尚貴(NAKAJIMA)、そして石浦宏明(LeMans)、伊沢拓也(DOCOMO DANDELION)という意外なメンバーにとなった。

Q3
 10分間の予選Q3。しかし、各陣営ともやはり序盤は動かず、残り6分30秒ほどになってから各陣営が一斉に動き出す展開に。平中克幸(KCMG)は他陣営からさらに遅れて動き出した。

 チェッカー間際、まずはアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)が1分33秒台にたたき込みトップへ浮上! しかし、その直後最終コーナーを華麗なスライドを披露しながら立ち上がってきたオリベイラが1分33秒967を叩きだしトップに! 小暮も素晴らしいラップだったが、ロッテラーと同タイムの3番手となった。

 この結果、オリベイラが今季初、インパル移籍後初ポールを獲得。ロッテラーがフロントロウに並び、小暮、デュバルという昨年のNAKAJIMA RACINGのコンビが2列目に並ぶこととなった。

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