アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)のスピンにより赤旗提示、抗議が出されていた全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第6戦オートポリスの予選結果が、20時30分にようやく確定した。ロッテラーはペナルティにより4グリッド降格となり、ポールは大嶋和也(PETRONAS TOM'S)となった。
フォーミュラ・ニッポンの予選については、赤旗によりセッション中断、終了となったことで数チームから抗議が出されていたが、19時38分に暫定結果の改訂版が出され、その後20時30分付けで正式結果が出されることとなった。
ロッテラーはペナルティのため4グリッド降格。ペナルティの理由は2010年全日本フォーミュラ・ニッポン統一規則第24条9.違反によるもの。
この第24条9.は、以下の通りの内容だ。
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公式予選中、または公式予選中断時に、何らかの理由により競技役員の手助けを受けピットに戻った車両は、公式予選の残りの時間内に再びコースインすることはできない。ただし、第28条2.におけるケースを除く。
なお、上記8.(公式予選中に連続した5分間、黄旗もしくは赤旗の提示がなかった場合、当該セッションの終了時間は延長されない。上記5分間の確保ができなかった場合に限り、当該セッションの終了時刻は、5分延長される)に関連して黄旗もしくは赤旗提示の原因に特定されたドライバーは、罰則を受ける場合がある。
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この結果により、ポールポジションには大嶋が、2番手に平手晃平(Mobil1 IMPUL)が続くこととなり、以下ロイック・デュバル(DOCOMO DANDELION)、ロッテラーと続くグリッドとなった。
