全日本選手権フォーミュラ・ニッポンの合同テストは2日目午後のセッションが行われ、アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)が午後もトップタイムをマーク。伊沢拓也(DOCOMO DANDELION)が2番手に続いた。
雲が増えたものの、午前に続いて薄日が差すコンディションで迎えたフォーミュラ・ニッポン合同テストの2日目午後のセッション。13時30分からスタートした走行では、午前に比べ比較的ゆっくりと走行を開始するチームが多く、2時間の走行を使ってメニューを着実にこなしていった。
午前とドライバーが替わっているのは、SGC by KCMGがギャリー・トンプソンに替わって折目遼が、またホンダのシステム-Eテストカーに山本尚貴が搭乗。システム-E開発車に現役ドライバーが乗るのは初めてのこととなる。
セッションは午前に続き、大きなアクシデントはなく推移。マシンにトラブルが発生した国本雄資(Projectμ/cerumo-INGING)はかなりセッションも進んでからの走行となった。
終盤には各チームアタックを実施。タイミングモニターの上位が大きく入れ替わっていく中、午前もトップタイムだったロッテラーがただひとり1分23秒台に入れる1分23秒958をマーク。午後もトップでセッションを終え、王者の貫禄を披露した。
2番手は伊沢、3番手にはジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)が続き、塚越広大(DOCOMO DANDELION)が4番手。午後は今年の石浦宏明車をずっとドライブして比較テストを行っていた大嶋和也(Team LeMans)が5番手となった。
ゲストドライバーでは、安田裕信(KONDO RACING)が10番手。中山友貴(HP REAL RACING)が12番手、ランガー・バン・デル・ザンデ(TEAM無限)が13番手、折目が15番手だった。
