全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦富士は17日、富士スピードウェイで1時間の練習走行が行われ、石浦宏明(Team LeMans)が首位発進。アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)が2番手に続いた。松田次生(KONDO)は10番手タイムをマークしている。
爽やかな晴天に恵まれたフォーミュラ・ニッポン第3戦。この日は通常のスケジュールとは異なり、午前に45分、午後に1時間という練習走行2回が設定されたスケジュールとなっている。予選は日曜日の朝に、決勝は午後という形になっており、この変則的なスケジュールの中でどう組み立てをしていくかが注目が集まるところ。
そんな中スタートした午前のフリー走行では、序盤から上位につけた石浦がこのセッションのトップタイムをマーク。ただひとり1分26秒台に入れてみせた。2番手にはロッテラーが続き、3番手にはロイック・デュバル(DOCOMO DANDELION)。4番手には第2戦勝者のジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(Mobil1 IMPUL)、5番手が開幕戦勝者の小暮卓史(NAKAJIMA)となっている。
第3戦では練習走行のみ走行を行うKONDO RACINGの松田次生は、黒いボディのまま走行を開始。11周をこなし、トップから0.8秒遅れで10番手タイムをマーク。上々の滑り出しをみせている。