全日本選手権フォーミュラ・ニッポンを運営する日本レースプロモーションは13日、フォーミュラ・ニッポン第1戦鈴鹿・第2戦オートポリスのレース距離、方式について決定したと明らかにした。
東北地方太平洋沖地震の影響により、第1戦が鈴鹿、第2戦がオートポリスと変更になった今季のフォーミュラ・ニッポン。すでに鈴鹿戦はレース距離220km/タイヤ交換義務あり、オートポリス戦はレース距離280km/タイヤ交換義務ありというフォーマットが発表されていたが、今回発表された内容では、若干の変更、追加が見られる。
第1戦鈴鹿では、レース距離は220km、予選方式はノックアウトとなっており、タイヤ交換義務づけはありのままだが、タイヤ交換義務を消化する際には4輪同時交換が義務づけられる。また、給油作業義務づけは無し。チームによっては戦略が分かれる可能性もある。
第2戦オートポリスは、レース距離が当初の280kmから250kmに変更。タイヤ交換義務、給油作業義務ともにありだ。ただし、「タイヤ交換(4輪同時交換)と給油作業の同時作業による義務消化は認められない」とされており、レース中に最低でも2回のピットインが強いられることになる。オートポリス戦の予選は開幕戦同様ノックアウトだ。