2011年シーズンの幕開けを告げる「モータースポーツファン感謝デー」が、今週末の3月12日(土)・13日(日)に鈴鹿サーキットで開催される。
毎年のシーズン開幕イベントとして知られるこの鈴鹿ファン感謝デー。今年は、F1のほか初開催となるWTCC(世界ツーリングカー選手権)、さらに国内主要レースに関する様々なイベントが園内各地で行われ、モータースポーツファンはもちろん、レース観戦経験のない方や家族連れでも十分楽しめるようになっている。
F1イベントでは、今年ザウバーのエースとして活躍が期待される小林可夢偉の応援を込めて、「可夢偉伝〜尼崎のやんちゃ少年がF1ドライバーになるまで」がモータースポーツギャラリーにて開催され、写真パネルやゆかりの品の展示が行われる。また中嶋悟が、1989年のオーストラリアGPで4位入賞し、ファステストラップを記録したロータス101でサーキットを走るレジェンドF1デモ走行も行われる。
グループCカーマシンによるデモ走行もある。2011年は夏の耐久レースが40回の記念大会を迎えることもあり、TOYOTA TS010(片山右京)やニッサンR92CP(柳田真孝)、ポルシェ962C(宮川やすお)など過去の鈴鹿1000kmで優勝したマシンが疾走。ウイダー ホンダレーシング(小暮卓史)、LEXUS TEAM PETRONAS TOM'S(中嶋一貴)、KONDO RACING(安田裕信)、LMP MOTORSPORT(山岸大)、R'Qs MOTORSPORTS(和田久)といったGTマシンの走りもチェックできる。
フォーミュラ・ニッポンは、合同テストに加えて、参戦する全チーム・ドライバーによるエキシビジョンレースが行われ、レース前にはファンの前でチームによる参戦プレゼンテーションも実施。そのほか、参加型イベントとしてグリッドウォークやピットウォーク、マイカーランなどもあり、レーシングマシンの体験搭乗や「タミヤ ミニ四駆GP」、「京商ラジコンGP」と子どもたちが楽しめるイベントも多数用意されている。
なお、鈴鹿サーキットのホームページでは、ファン感謝デーの開催期間中に限って使用できる「特別ご招待券&モートピアパスポートご優待券」が発行されているので、こちらをダウンロード(スマートフォンにも対応)して当日提示すればイベントを無料で楽しむことができる。
