FIAは、現在全チームと共にF1サウンド改善のための取り組みを行っており、そのために行ってきた調査の初期結果を近々発表することを明らかにした。

 F1チームとFIAらは、現在のF1サウンドに対する不満の声を受け、マシンの音を大きくするための方法を検討することで合意していた。

 2014年F1に導入された1.6リッターターボエンジンは昨年までのV8エンジンより音が小さく、これに対してファンをはじめ、一部ドライバーやチーム関係者、F1商業権所有者であるバーニー・エクレストンなどから不満の声が上がっていた。

 バーレーンGPの週末にF1関係者の間で話し合いが行われた結果、F1サウンドを向上させるために何らかの手段をとることで全員が合意した。これに伴い、FIAは作業部会を立ち上げることを決め、FIA会長ジャン・トッドは、サウンドを改善したエンジンのテストをスペインGP直後の合同テストにおいて行いたいと述べていた。

 11日のFIA世界モータースポーツ評議会会合の後、FIAは次のような声明を発表した。

「すでに発表されたとおり、エンジンノイズに関する調査が現在行われており、近日中に中間結果が出る予定である」

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