F1第18戦ブラジルGPの予選でトップ10入りを果たしたドライバーたちが、予選の戦いを語った。
ニコ・ロズベルグ 予選=1位
「今回の週末には今のところとても満足している。予選最後のランは僕にとってベストではなかったけれど、それでもポールポジションを確保できた。グリッドのクリーンな側からスタートできるのも嬉しい。これが有利になるはずだ。チームと共にオースティンが完璧にいかなかったのはなぜなのかを見直した。午前中には燃料をたっぷり積んでレースシミュレーションをこなしている。だから自分が改善できる箇所がどこなのか分かっているし、今回のレースでは前回よりいい仕事ができるという自信がある。チームメイト側からの助けがなければ世界タイトルを獲得できない状況だが、モチベーションは今も高いし、全力で攻め続ける。明日を成功させてこそ完璧な仕事といえる。オースティンと違って決勝でうまくやらなければならない。自分が何を改善しなければならないのかを理解している。オースティンでは決勝でリズムを見つけられなかったが、明日はうまくやれるはずだ」
ルイス・ハミルトン 予選=2位
「2位という結果にこれほど満足できたのは初めてかもしれない。チームとしてこの予選の展開は喜ばしい。今日はかなり接戦だったが、僕のラップは完璧ではなかった。でももっといいタイムを出すポテンシャルはあったし、どこでタイムを縮められたかも分かっている。限界までプッシュし、接戦を演じ、いいバトルをするのが大好きだ。それこそF1で最も大事なことなんだ。ニコ(・ロズベルグ)は週末を通して速い。僕はずっと追いかけている立場だけれど、セッションごとによくなっているし、いいバランスを見つけられたことが僕の心の中では重要だ。ポイントが与えられるのは明日だ。過去を振り返ってみても分かるとおり、インテルラゴスでは何が起きてもおかしくない。いいレースをし、またチームのためにいい結果を出すのを楽しみにしている。もちろんポールポジションが一番有利だけれど、レースは長い。僕は勝つためにここにいる。できるだけいいスタートを切ってターン1を制すチャンスがあればチャレンジする。でもピットストップが2回か3回行われるだろうし、レースの中でさまざまなことが起こり得るから、スタート以外にもチャンスはある」
フェリペ・マッサ 予選=3位
「素晴らしい予選だった。ファンから大きな歓声とエネルギーをもらい、本当に感動した。サンパウロ生まれで、いつも熱心に応援してもらえるから、このコースは心の中で特別な場所なんだ。マシンのフィーリングは今週末を通して本当にいいし、純粋なペースではメルセデス勢がまだ上回っているものの、差は縮まったように感じる。明日は状況を変え得る要素がたくさんある。特にここでは天候がいつも変わりやすいから、今夜は十分に準備を整える必要がある。とてもいいポジションからレースをスタートできるし、前のふたりよりもプレッシャーは少ないので、僕の目標は表彰台に上がり、母国のファンとともにお祝いすることだ。今日はマシンの力をすべて出し切ったとはいえないんだ。(Q3で)最初はいいラップを走れたけれど、2セット目のタイヤで出た時には問題を抱えていた。エンジンの始動に問題があり、トラフィックに遭った。でも明日は自分にとってのベストレースにするために全力を尽くす。明日メルセデスより高い競争力を発揮できるかどうかは分からないが、少なくとも彼らの一台に勝てるチャンスがあればいいなと思っている。ブラジル出身の僕にとっても、応援してくれているファンにとっても重要なレースだから、全力を尽くすつもりだよ」
バルテリ・ボッタス 予選=4位
「今週末を通して路面にラバーが乗るにつれて、マシンはどんどんよくなっていった。今日は競争力が高く、メルセデス勢にかなり近づくことができた。(Q3最後の走行で)ターン1と4と8でロックアップし、ワイドになった。ターン9の時点で自己ベストタイムからかなり遅れていたので、そのラップを断念しなければならなかった。ミスをしたことでたぶんコンマ1秒を失った。1周が短いのでコンマ1秒の影響は大きかったかもしれないけれど、全体的に見ていい位置からスタートできるし、今回も2列目を独占できたことを喜ぶべきだよね。フェリペ(・マッサ)が母国レースで3番グリッドにつけたことも嬉しく思っている。ファンの歓声がすごかったね。明日の天候はウエットになりそうだから、チームとしては必ず正しい戦略を立て、表彰台に上がるための最高のチャンスを作らなくてはならない」
ジェンソン・バトン 予選=5位
「これまで僕はインテルラゴスの予選では苦しむことが多かったから、5位という結果を喜んでいる。昨日の状況からして、こんなリザルトをつかめるなんて予想していなかった。金曜には走ることを楽しめなかった。プラクティスでマシンを変更したら、それによってバランスが多少犠牲になっていたんだ。でも夜の間にたくさんの問題を解決し、マシンを以前の状態に戻した。今の状態には満足しているし、走っていて楽しい。フロントのロッキングがひどく、多少苦労したが、Q3の最後の走行では誰もが苦戦したようだ。トップ4のマシンは速すぎてチャレンジするのは難しそうだ。でも5位を維持して前についていって、その位置でフィニッシュできれば、いい結果と言えるんじゃないかな。マシンの力を最大限に引き出せていれば、あとコンマ1秒速く走れたかもしれない。それでもトップ4には届かなかったけどね。明日は天候によって状況に変化がもたらされればいいね。そうでもなければ、上位のクルマと戦うのは難しい。昨日は最悪な状態だった。問題点は把握していたけれど、セットアップを戻す時間がなく、今日の朝、セットアップ変更をした。昨日はバイブレーションを解決するためにマシンを変更したら、確かに解決したけれど、その代わりひどく走りづらい状態になった。バランスが台無しになったんだ。「元に戻したらどうかな?」と言って、そうしてみたらかなりよくなった。チームの誰も5番手が取れるなんて思っていなかった。いい仕事をしたよ」
セバスチャン・ベッテル 予選=6位
「予選が進行するにつれてマシンの感触がよくなってきて、その結果、いいグリッドポジションを確保することができた。僕らの位置からメルセデスとウイリアムズを倒すのは難しい。でもブラジルでは何が起こるか分からない。天候が大きな役割を果たすことになるかもしれない。今日は雨が予想されていたけれど結局降らなかった。それがインテルラゴスなんだ」
ケビン・マグヌッセン 予選=7位
「少し難しい週末だね。1ラップのアタックにおいてオプションタイヤをいい状態に持っていくのがかなり難しい。そのせいでQ3最後の走行で自分のタイムを更新できないという奇妙なことが起きた。最後のラップでタイヤがうまく機能していなかったんだ。かなり接戦だっただけに残念だ。明日がドライになれば、ピットストップの回数は多くなりそうだ。そうなれば順位を上げるチャンスが拡大するかもしれない。でも雨になる可能性があるとも言われていて、その場合は余計に予想しづらくなる。何が起こるだろうね。何が起きても、いいレースができるはずだし、それを楽しみにしている」
フェルナンド・アロンソ 予選=8位
「ここではコンマ1秒が大きく影響して5位と10位の差につながる可能性があるが、それでも今日のリザルトはここまでの週末の成り行きをほぼ正確に反映したものといえるだろう。タイヤはどちらのコンパウンドもとてもよく機能していた。それでも明日の決勝ではグレイニングとデグラデーションに苦労することになるだろう。長いレースになるが、信頼性はもちろん、タイヤマネジメントが重要なファクターになる。いつもどおり、ライバルたちより前でフィニッシュし、コンストラクターズ選手権においてポイントを獲得するために全力を尽くす。(Q1での無線の発言については)Q1の走行では走るための準備ができていなかった。ガレージから出た段階でバッテリーがない状態だったんだ。(最初のフライングラップの時がタイヤがベストの状態なのに)最初のラップを使ってリチャージしなければならなかった。テレビで放映されるとおおごとになってしまうけれど、実際は大した問題じゃない。テレビに映らないことは山ほどある。よくあることだよ」
ダニエル・リカルド 予選=9位
「今日は予選まではうまくいっていたのに、予選でペースを失った。Q1ではかなり早い段階でコースに出た。その時、路面が汚れていたけれど、どんどんよくなっていくだろうと思った。だけどその後、僕らはそれまでと同じペースを発揮できなくなった。Q2のラップを走った後、自分がQ3に進めたことに驚いたよ。Q3では感触が改善したけれど、それでもコンマ1秒程度しか速く走れなかった。悔しいね。本来なら9位より上位を獲得できたはずなんだ。プラクティスでのペースから考えてトップ5を狙っていた。決勝でマシンが改善することを期待している」
キミ・ライコネン 予選=10位
「今週末はマシンにいい感触を持っている。大きな問題も出ていないし、フロントエンドのフィーリングもよくなっているんだ。今日は速さが足りず、これが週末を通しての最速ラップだったにもかかわらず、10位どまりだった。この結果に少しがっかりしているし、昨日はレースシミュレーションができなかったから、明日に向けて手探りの部分がある。でもその点では大部分のチームが同じだ。でも重要なのはようやくマシンの感触が大きく改善したということだ。前進しつつある証拠だよ」
