2012年F1第6戦モナコGP予選の公式予選Q1は、フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグがトップタイムを記録した。ザウバーの小林可夢偉は2番手でQ2に進んだ。
予選Q1の上位はヒュルケンベルグがトップ、2番手に小林可夢偉、3番手はロータスのロメイン・グロージャン。逆にノックアウトされたマシンは、ケータハム、マルシャ、HRTの6台と開始早々にクラッシュを喫したザウバーのセルジオ・ペレスとなった。
20分で行われた予選最初のQ1は晴れのドライコンディション。気温23度、路面温度は38度でスタートした。セッションは開始早々にペレスがクラッシュを喫し、残り15分を残して赤旗中断。これでタイヤが脱落するダメージを負ったペレスは、自力でピットまで戻ることが出来ずコース上にストップ。彼はそれまでにタイムを出していなかったため、この時点でQ1敗退が決まった。
上位勢では、終盤にスーパーソフトを投入したヒュルケンベルグがトップに立ち、同じくスーパーソフトの可夢偉が2番手、3番手にはグロージャンがつけた。レッドブルのセバスチャン・ベッテルとロータスのキミ・ライコネンはチェッカー間際までクリアラップが取れずに苦戦したが、最後のアタックラップでベッテルが4番手、ライコネンも6番手にジャンプアップを果たし、無事にQ1突破を果たした。