2013年からF1がより環境に配慮したエンジンを使用することで合意に達したと報じられている。

 現在は2.4リッターNA V8エンジンが使用されているが、2013年には1.6リッター 4気筒ターボエンジンに変更され エネルギー回収システムを使用し、燃料が制限されることが事実上決定したと、BBC Sportが伝えた。

 この変更については、F1においてコスト削減がなされるべき時期に不必要なコストがかかるとして、メルセデスとフェラーリは賛成していなかったといわれている。しかしフェラーリのスポークスマンは、BBC Sportに対し、合意がなされたと認めた。彼は、この規則は合意に達したため、世界評議会によって発表されなければ驚くと述べ、フェラーリはコスト面で懸念を抱いていたが、「合意がなされた今、それに従う」と認めた。

 この規則についてはFIAが10日に発表する可能性が高いといわれている。

 新規則において、F1エンジンの効率は50パーセントの向上が図られるとともに、マシンパフォーマンスに影響をおよぼすことなく、出力は約750bhpの現在のレベルが保たれる。規則変更によって、F1は市販車における燃費向上のトレンドにしたがい、スポンサー等への強力なアピールにつなげることを目指す。

 F1の現在のエンジンマニュラクチャラーが会合を重ね、この件について話し合ってきたという。コストを増やさず、ひとつのマニュファクチャラーだけが有利になることがないよう考慮され、たとえば、新エンジンプロジェクトに関与するスタッフの人数や作業時間の規制がなされるようだ。

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