F1ドライバーたちは、日曜日に行われるF1第15戦日本グランプリの決勝レースを前に、マリア・デ・ビロタに1分間の黙祷を捧げることを予定している。
マルシャの元テストドライバーだったデ・ビロタは、昨年7月の直線テスト後のクラッシュ。重症を負い右目を失うも、その後は順調に回復していたが、11日にスペイン・セビリアのホテルで息を引き取っているところを発見された。
グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション(GPDA)は、13日のドライバーズパレード前に黙祷をするとともに、表彰台を彼女に捧げるとの声明を予選後に発表した。
「GPDAの全F1ドライバーは、かつて我々のメンバーだったマリア・デ・ビロタの悲劇的な死の知らせを受けて非常に悲しんでいる」
「彼女は非常に熱心なメンバーで、情熱的かつプロフェッショナルな方法でドライバーの安全性に貢献した」
「彼女の積極的な態度と成熟度、非常に熱心な関わりは決して忘れられず、我々が学んだものでもある」
「マリアは大変惜しまれる存在で、我々は常に彼女のことを忘れないだろう」
「明日のドライバーズパレードの直前に1分間の黙祷を捧げ、またポディウムをマリアに捧げる」
「この信じられないほどに悲しい出来事に対して、彼女の家族と友人たちに心からの哀悼の意を表する」