F1商業面のボス、バーニー・エクレストンは、今季末以降はランキング10位までのチームにしかプライズマネーを支払わないと発言した。過去3年は11位以下のチームも支払いを受けていた。

 過去にはF1プライズマネーはトップ10に分配されていたが、2010年に新規3チームが参戦し、エントリーが12チームに拡大したのに伴い、元FIA会長マックス・モズレーが、11位以下のチームにも1,000万ドルを支払うことを決め、昨年までの3年間、そのシステムが維持されてきた。

 しかし、The Daily Telegraphの報道としてSky Sportが伝えたところによると、エクレストンが、プライズマネーは今年末以降はトップ10のチームにのみ支払うと宣言したということだ。

 昨年末でHRTが解散し、今季F1には11チームが参戦している。昨年最終戦で11位に落ちたマルシャは、今もエクレストンと2013年の商業上の契約を結んでいない。

「彼らはトップ10に入れなかったため、商業契約を結んでいない」とエクレストンはThe Daily Telegraphに対してコメントしている。
「我々はトップ10のチームに支払う。過去3年にはマックスとの契約があったため、異なる形をとってきたが、今後はトップ10に支払う」

 昨年末、エクレストンは、F1参戦チーム数は10チームが理想であるとコメントしている。

「10チームの方がやりやすい。プロモーターに関しても、輸送に関してもね。フェラーリさえ参戦してくれれば、10チームの方がいい」

 今季、ケータハムとマルシャがランキング10位の座を争うことになるものと見られ、最下位11位になるのを避けるため、2チームは激しく戦うことになりそうだ。

本日のレースクイーン

藤白玲華ふじしろれいか
2025年 / スーパーGT
Pacific JLOC Angels
  • auto sport ch by autosport web

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

  • auto sport

    auto sport 2025年6月号 No.1608

    [特集]レッドブル 角田裕毅
    5つの進化論

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円