FIA世界モータースポーツ評議会会合が11日、モナコで行われ、2010年から発効される新たなポイントシステムが承認された。新たに優勝者は25点を獲得できることになり、これまでより2人多い10位までが入賞となる。
今回の世界モータースポーツ評議会では、新たに設立されたF1委員会から提案されたポイントシステムのほか、ブラウンGPがメルセデスGPに名称変更することが認められた。これはメルセデスベンツとF1との強い繋がりから、1回限りで承認されたもの。
また、F1委員会の小部会であるスポーティング・ワーキング・グループに、ショーとしての要素をより改善するための強い権限が与えられたほか、FIAとFOMの間で世界中のメディア、ファンに向けて積極的に交流とプロモーションを進めるよう、さらに協力体制がとられるとしている。
会議の最大の注目であったポイントシステムについては、優勝者が25点を獲得、2位は20点、3位は15点を獲得することになる。また、4位以下は10-8-6-5-3-2-1点となり、10位までが入賞圏内になったが、表彰台を獲得したドライバーはチャンピオンシップで大量の得点を獲得できるようになった。
●F1新ポイントシステム
優勝:25点
2位 :20点
3位 :15点
4位 :10点
5位 :8点
6位 :6点
7位 :5点
8位 :3点
9位 :2点
10位:1点
