2011年F1第18戦アブダビGPの公式予選Q1は、マクラーレンのルイス・ハミルトンがトップタイムを記録。ザウバーの小林可夢偉は14番手でQ2に進んだ。
決勝のスタート時刻と同じ午後5時(現地時間)から始まった予選最初のQ1は気温26度、路面温度32度というドライコンディションのなかで行われた。
20分で争われたQ1では、各車が序盤から一斉にタイム計測に向かい、コース上では至るところでトラフィックが発生する。しかし、タイムシートの上位には順当にマクラーレン、レッドブル、フェラーリという3チームが並び、トップには好調を維持するマクラーレンのハミルトンがつけた。2番手はマーク・ウエーバー、3番手にはジェンソン・バトンで、上位勢はいずれもミディアムタイヤでの走行となった。
その一方、下位ではウイリアムズのルーベンス・バリチェロがエンジントラブルからコースインすることができず、チーム・ロータス、HRT、ヴァージンの6台が脱落。ロータスのヘイキ・コバライネンはソフトタイヤで17番手のミハエル・シューマッハーにコンマ3秒差まで迫ったが、シューマッハーのタイムを上回ることはできなかった。
ザウバーの小林可夢偉は終盤にも走行を行い、14番手でQ2に進んでいる。