F1第17戦アメリカGPの決勝でトップ10入りを果たしたドライバーたちが、レースを振り返った。
ルイス・ハミルトン 決勝=1位
「ここはレースをするのに最高の場所だ。週末を通して熱心に応援してくれたファンに心からの感謝の気持ちを伝えたい。ここで優勝することができて本当に嬉しい。最高のマシン、最高のチームと共に素晴らしい走りをすることができて特別な気分だ。チームはシーズンを通して見事な仕事をしてくれている。レースの現場に来ているスタッフにもファクトリーにいるスタッフにも心からお礼を言いたい。予選で発生した問題を修正することができて本当によかった。そのおかげで全力でプッシュすることができた。(ニコ・ロズベルグに対する)オーバーテイクについて話すと、ニコにできるだけぴったりついていって、インに飛び込めるタイミングを待っていただけだ。このサーキットでは前のマシンにぴったりついて走ることができる。簡単でないことは確かだけどね。リスクについて見極める必要があるけれど、うまくやれると感じた。ニコの前に出た後は、レースをコントロールするだけでよかった。イギリス人ドライバーの中でのF1最多勝記録を達成したことをとても誇りに思う。でもこれほど早く記録を達成できたのはすべてチームと今年のマシンのおかげだ。シーズン10勝目を挙げた気分は……最高、のひと言だよ!」
ニコ・ロズベルグ 決勝=2位
「僕にとって厳しい一日だった。ポールポジションからスタートしながら2位でフィニッシュするなんて最悪の気分だ。昨日とはコンディションが全く違っていたため、リズムを見つけるのにかなり時間がかかった。F1で重要なのは何事に対しても素早く適応することだ。でも今日の僕はそれに時間がかかった。ルイス(・ハミルトン)に抜かれて10周後、ようやくリズムを見つけてかなりプッシュできるようになった。でもそのころにはもう遅かったんだ。今日はルイスの方がいい仕事をした。おめでとうと言いたい。状況は難しくなってきたが、まだタイトル獲得の可能性は残っているし、何が起きてもおかしくない。これからも今までどおり攻め続けるよ。絶対に諦めない」
ダニエル・リカルド 決勝=3位
「今日のレースには満足している。レース序盤はメルセデスが見える位置で走れたし、それはすごく喜ばしいことだ。彼らは単にプッシュしていなかったのかもしれないけれど、僕ら自身のペースはよかったと思う。ウイリアムズ勢の前に出て表彰台に立つことができて最高の気分だ。スタートはあまりよくなかった。それは正直に認めるけれど、うまく挽回できたので、大きなロスはなかったと思う。ピットストップはとてもうまくいった。レッドブルはピット作業のうまさで定評があるが、今日彼らはそれを改めて示した」
フェリペ・マッサ 決勝=4位
「すごくいいスタートを決めて3位に上がり、レースを通して速さを発揮できた。でも残念なことにピットストップでいつもより時間がかかったことで、(ダニエル・)リカルドに前に出られてしまった。今日は表彰台が可能だったのにそのせいでチャンスを失ったと言えるかもしれない。でもこういうことは時には起こるものだし、今シーズン、チームはかなりハイレベルのピットストップをしてきているので、今回のことから頭を切り替えて前に進もう。全体的に見て今回はポジティブな週末と考えなければならない。コンストラクターズ選手権のライバルよりもたくさんポイントを稼いだし、残り2戦に向けて勢いが高まっている」
バルテリ・ボッタス 決勝=5位
「全体的に見ると、ポイントをたくさん獲得し、コンストラクターズ選手権3位争いにおいてフェラーリに対するアドバンテージを拡大することができた。それでも今日学ぶことはたくさんある。5位は今日目標としていた結果ではなかった。それでもチームがたくさんのポイントを取ることができたのはよかったけれど。序盤にはクラッチスリップによって1コーナーでリカルドにとらえられてしまった。その後もレッドブルの方がタイヤマネジメントがうまく、僕らより長く、いいペースで走ることができた。そのためピットストップで前に行かれた後、リカルドを追いかけるのは難しかった。シーズン終盤なので合計ポイント数をできるだけ増やすことを目指している。今回は堅実な結果を出したので、次戦ブラジルにいい形で向かうことができる」
フェルナンド・アロンソ 決勝=6位
「今日はほぼ予想していたとおりのレースになった。上位勢はとても速く、スタート後、あっという間に遠ざかって行った。スタートはとてもうまくいき、その後はコンストラクターズ選手権のことを考えて何とか6番手を守り抜こうとした。マクラーレン勢より前で終えることが重要だった。ベストの戦略で走れたと思う。最初のピットストップのタイミングは正しかった。最後にソフトを履いて飛ばすつもりだったので、2回目のピットストップは遅らせた。最後の2周はタイヤのバイブレーションがものすごくひどかった。トラックが見えないほどだったんだ。なんとかペースをコントロールしようとした。ポジションを守り切ってフィニッシュするため、後ろとのギャップを聞きながら走った。(セバスチャン・)ベッテルが(ケビン・)マグヌッセンを抜き、時間の余裕がなくなったため、最終ラップはひどいバイブレーションの中で全力でプッシュした。本当に難しいシーズンを送っている。シーズン終盤戦、マシンパフォーマンスがどうであれ、ポイントを稼いでチームを助けるために全力を尽くしたい」
セバスチャン・ベッテル 決勝=7位
「レース前半はあまりうまくいかなかった。後半で調子が出てきて、終盤にピットストップを行い、いくつか順位を上げることができた。残り数周の時点で新品タイヤに交換することに決めた。そのころ他のドライバーたちは古いタイヤで苦労していたから、僕らの方が有利だったし、彼らより速かった。ローダウンフォース・セッティングにしたことでオーバーテイクしやすかったが、後ろにぴったりついて走るのは難しかった」
ケビン・マグヌッセン 決勝=8位
「8位は素晴らしい結果とはいえないが、正直言って今日このマシンからこれ以上の結果を引き出せたとは思わない。最終的にジェンソン(・バトン)がポイントを取ることができず残念だ。彼は終盤タイヤが終わってしまったのだろう。僕の方は幸いわずかながら余裕があり、後続のマシンを押さえ切ることができたので、さほど順位を落とさずに済んだ。今日の結果に失望しきっているとはいえないけれど、チームにとって記憶に残すべき週末でもない。でも数日後にはブラジルで次のグランプリに臨む。インテルラゴスで走るのがすごく楽しみなんだ。素晴らしいサーキットみたいだからね。次は今回よりもいい週末になるよう願っている」
パストール・マルドナド 決勝=9位
「最初からすごい戦いだった。マシンの感触はよかったし、戦略も正しかったし、ペースは驚くほどよかったんだ! 集中し、ペースを維持し、タイヤを管理しながら走った。低速コーナーでロスしたけれど、セクター1とセクター3の中高速コーナーではかなり速かった。そのため低速コーナーで失ったタイムを取り返すことができて、戦いに加われたんだ。僕らのスピードではオーバーテイクは簡単ではなかったけれど、他のマシンとポジション争いができたのは素晴らしいことだ。この調子でプッシュし続けよう。次の2戦でもいい仕事ができるはずだよ」
ジャン-エリック・ベルニュ 決勝=10位
「エキサイティングであり、難しいレースだった。終盤、何が何でもポジションを上げていきたかった。後ろでじっと待っているつもりはなかった。行動しなければならなかったんだ。ロマン(・グロージャン)をオーバーテイクするチャンスを見つけたので仕掛けた。彼がドアを閉めた時にはもう遅かった。結局のところ、僕らはレースをしているのだから、全力で戦わなければならない。僕はバトルが好きだから楽しかった。今回はあまり走行できず、苦労した週末だっただけに、ポイントを獲得できて喜んでいる。マシンは好調だったし、来週にはブラジルでまたマシンに乗れるのが嬉しい。次はもっとたくさんポイントを取れればいいね」
