F1日本グランプリのアフターイベント、「F1ファンミーティング」が決勝翌日の14日(月・祝)に鈴鹿サーキットで開催された。
これは、F1の余韻を楽しむファンのためにここ数年毎年開催されているイベントで、先着5000名には決勝レースの表彰式写真にドライバーのサインがプリントされた「ウイナーズカード」が今年も配られた。
この日、グランドスタンドでは、フェラーリのタイヤエンジニアである浜島裕英氏とモータースポーツジャーナリストの小倉茂徳氏によるトークショーが行われ、昨日の決勝レースを分析。「決勝レースが始まるまでは2ストップ作戦(タイヤ交換2回)が一番速いはずだった。でも始まってみたらフレッシュなタイヤでのスピードが高く、3ストップの方が有利になったんですよね。それで2位をもぎ取ったのが(マーク・)ウエーバーだったんですよ」などと浜島氏はコメントしていた。
ほかにもレーシングコースでは、決勝レースの余韻が残るメインストレートの開放や、レーシングドライバーの吉本大樹を解説に迎えてのプレイバック上映なども実施され、多くのファンが思い思いに今年のF1を名残惜しんでいた。