F1第20戦ブラジルGPの予選でトップ10入りを果たしたドライバーが、予選の戦いを次のように振り返った。
予選1位 ルイス・ハミルトン(マクラーレン)
ポールだ! 最高の気分だよ! ここまで素晴らしい週末を過ごせている。明日の天気がどうなるのかはっきりとは分からないけれど、ジェンソンと僕が勝利を目指せればいいね。僕は今までだいたいインテルラゴスでは4番グリッドからのスタートになり、あまりいい結果を残せていないんだ。予選前、マーティン(・ウィットマーシュ)に今回は4番手スタートはいやだって言っていたんだよね。ポールを獲得できてすごく誇りに思うしハッピーだ。明日はジェンソンと僕は最高のスターティングポジションにつくことになる。でもウエットになれば、トップを走るクルマが最初にアクアプレーニングに直面し、水たまりを走ることになる。だからふたりともいいスタートを決めたとしても、注意しなければならない。それでも、スタートで順位を落としたくはないな。水しぶきで視界がすごく悪くなってしまうからね。決勝では随分長い間ワンツーフィニッシュをしていないから(前回は2010年のカナダ)、明日それができればチームにとって素晴らしい結果になる。僕も完璧な形で別れを告げることができるよ。
予選2位 ジェンソン・バトン(マクラーレン)
ふたりでフロントロウに並ぶことができて最高だよ。特にルイス(・ハミルトン)にとってはボーダフォン・マクラーレン・メルセデスチームでの最後のグランプリになるからね。クルマはすごく好調だ。僕はポールにわずか0.05秒届かなかった。ふたりともすごくいいラップを走ったと思う。だから予選には満足していると言えるよ。フロントロウについた場合は、静かで整然としたレースを望むものだけれど、明日は雨になりそうだ。そうなると展開が予想しづらくなる。僕らにとって重要なレースだ。世界選手権争いからは脱落したが、今週末と先週末のパフォーマンスは来年に向けてとても励みになる。明日のレースが終わり次第、僕らは来年に気持ちを集中させるよ。
予選3位 マーク・ウエーバー(レッドブル)
今日はベストを尽くしたけれどフロントロウに届かず残念だ。あのラップで十分だと思ったが、コンマ1秒足りなかった。ここの予選はいつも接戦だ。シーズン最終戦にポールが取れたら嬉しかったけれど、マクラーレンとは正々堂々と戦った。明日は天候がどうなるのか分からない。レースラップすべてをインターミディエイトかウエットタイヤで走ることになるかどうかも分からない。一部スリックで走る可能性もあるからその準備もしておかないとね。ここの天候はどうなるか全く予想できないんだ。
予選4位 セバスチャン・ベッテル(レッドブル)
Q2はうまくいったけれど、Q3では最初のラップのターン4でミスをしてしまった。Q3の2ラップ目はそれよりはよかったが、速さが足りなかったね。もう少しいいタイムが出せたはずなので、あとでデータを見てどこをもっとうまくやれたか確認したい。僕らは好調だし、週末を通して速い。レースで何ができるか見てみよう。全力を尽くすよ。
予選5位 フェリペ・マッサ(フェラーリ)
いい予選だった。Q3でパーフェクトなラップを走ったよ。自分の置かれた状況の中で最大限の仕事をした。マクラーレンとレッドブルは僕らより速い。でも自分のマシンバランスにはとても満足している。これからはレースに集中しなければならない。楽なレースにはならないだろう。雨が予想されているし、何が起こるか分からない。そういうコンディションでは、完走するだけでひとつの成果といえるだろう。このポジションに驚いたかって? 僕が31歳にして走り方を学んだと思う人たちもいるかもね。冗談はさておき、僕はシーズン中盤以降、このクルマを快適に走らせることができるようになり、プッシュできるだけの自信を持てている。その結果なんだ。このレースへのアプローチはきわめてシンプルだ。母国のファンとフェラーリのために全力を尽くす。クルマはとても優れている。予選で最速ではないにしても、決勝では競争力を発揮するよ。
予選6位 パストール・マルドナド(ウイリアムズ)※10グリッド降格
今日の予選結果に満足している。Q1の終盤は渋滞のせいで少し危なかったけど、マシンのフィーリングはよかった。とても安定して速かったから、トップ10圏内でかなり攻めることができた。ここ数戦の好調を維持できているので、チームにとってもこのレースには期待できそうだ。
(※重量検査無視などにより10グリッド降格されることが決定後)
(重量検査を指示する)信号がつくのがすごく遅かった。ピットレーンで100km/hで走るのは初めてだったが、100km/hで走り、信号がわずか20メートル先だと、あれでは遅すぎる。僕が通過した時、ライトは完全に赤になっていたのかもしれないけど、ピットレーンの入口はかなり狭く、クルマに乗っていると体の位置がとても低いし、上り坂になっている。上り坂の最後にライトがあるから難しい。でもクルマはいいし、(ペースは上位勢と)それほど変わらない。明日に向けてとても自信を持っている。
予選7位 ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)
面白い予選だったね。2010年にセッション直前に雨が降った時のことを思い出したよ。路面はすぐに乾いて、マシンの感触もよかった。フリー走行と予選の間に、確実にさらに改善できた。7番手はそんなに悪くないし、だいたい予測どおりだ。明日に向けて、僕らは好調だ。かなりニュートラルなセッティングにしてあるから、天候がどうなろうと対応できる。ここでのレースはいつも身体的にかなり厳しいものになるし、僕らの周りには速いマシンが控えている。でも僕らは力強いレースをできるだけのペースは持ち合わせているはずだ。
予選8位 フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)
このポジションには驚いていない。1週間ではパフォーマンスを大きく変えることなど期待できないからね。自分はいい予選をしたと思う。この数戦を考えれば、表彰台に上れるチャンスはまだ十分あるし、表彰台が僕の目標になる。少なくとも通常のコンディションでは僕らには優勝争いをするチャンスはない。タイトルを取るには、ベッテルが僕に逆転を許すような順位でフィニッシュすることより、彼がリタイアすることに期待する方が現実的だということも分かっている。だから大混乱のレースになることを期待している。雨は重要なファクターになるだろう。ウエットコンディションは誰にとってもリスクが大きくなるのは確かだが。でもクルマは特にウエット用のセッティングにしているわけではない。フェリペの方が前だったことについて? 彼は予選で基準以上の素晴らしい仕事をした。だから予想できたことだよ。最終戦までタイトルの可能性を残すことができたなんてほぼ奇跡だ。普通の状況ならモンツァかシンガポールで可能性がなくなっていただろう。でも僕らにはまだチャンスがある。今日の時点で降伏したりはしない。
予選9位 キミ・ライコネン(ロータス)
もちろんもっと上を期待していたが、この週末は難しくてね。午前中に数周でも走れていたらもっと楽だったんだけど、エンジンの問題で走れず、さらに気温が昨日とは違っていて、どれがベストなセッティングなのか判断しづらかった。これだけの問題があった後でQ3に進出できたんだからよかったよ。もっと悪い状況になっていてもおかしくなかったところだけど、今日はある程度の結果を出せた。
予選10位 ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
予選Q3に進出し、トップ10に入ったというのは、僕らにとってまずまずの結果だった。マシンセットアップは明日予想されているレースコンディションの影響で少し妥協したものになっていたので、明日はもっといいパフォーマンスを見せられるはずだ。予選後には何も変えられないから、僕らの準備が適切であり、明日ポイントを獲得できるチャンスがあることを願っている。
