F1第6戦モナコGP予選でトップ10入りを果たしたドライバーが、予選の戦いを次のように振り返った。(ミハエル・シューマッハーは5グリッド、パストール・マルドナド最後尾に降格)

予選1位 ミハエル・シューマッハー(メルセデス)
 久しぶりにポールポジションタイムをマークできて、ただただ素晴らしい気分だよ。ここがモナコだからなおさらだ。キャリアの第2章に入り、自分自身が期待していたより少し長くかかったけれど、それだけに喜びもひとしおだ。本当に最高の気分だよ。このサーキットは僕らに合っているはずだと思っていたけれど、ブラックレー、ブリックスワース、シュトゥットガルトのチームメンバー全員の仕事を完璧な形で確認することができた。チーム全員に心から感謝する。これはチームが出した結果だ。もちろん、(ペナルティで)一番前の位置からスタートできないのは残念だけど、それは仕方ない。できる限りのことをするよ。オーバーテイクが難しいのは分かっているが、DRSとKERSを使ってトライできるかもしれない。もちろん僕はやってみせるよ。

予選2位 マーク・ウエーバー(レッドブル)
 今日は、特に午後に強さを発揮できた一日だった。ここではいつも予選前に勢いをつけておき、そこからすべてをまとめ上げていかなければならない。皆はマシンに対して本当に素晴らしい仕事をしてくれたよ。大切なのは気持よく走れたこと。マシンから最高の力を引き出し、全てを絞り出すために、全ての箇所を限界で走らなければならないからね。チーム全体が大変な努力をしてくれたんだ。木曜の夜はやるべきことがたくさんあったけれど、チームはとてもよく対処した。今日はミハエルの日だった。彼は素晴らしいアタックをしたね。けれど僕らは明日ここから良いレースをするよ。ここは昔から僕にとって最高の場所なんだ。モナコはドライバーはにとってとても特別で、他ではできない挑戦だ。

予選3位 ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
 今日の結果には満足だ。僕らチームがこの数週間で証明したことを特に喜んでいる。中国で優勝した後、いくつかのレースで苦労してきたけれど、状況を変えるためにハードワークに取り組んできた。そして今日、僕らのチームがトップに立つことができたんだ。素晴らしい気分だよ。僕らをまたトップに押し上げてくれたチームの皆に感謝したい。僕はとてもスムーズな予選セッションを送り、決勝にスーパーソフト2セットをセーブすることができた。今日の午後はとても接戦で、F1にとって信じられないほど素晴らしい予選だった。ミハエル、おめでとう。彼は最高の仕事をしたね。もちろん彼がペナルティを受けなければならないのは気の毒だけど、それによって僕がモナコのフロントロウに立つことになる。ここのレースはオーバーテイクがとても難しいことを考えると、とてもいいグリッドだね。

予選4位 ルイス・ハミルトン(マクラーレン)
 今週末はここまでずっと良い感触だったんだけど、今日の午後はとても難しかった。実際最近のなかでは最も厳しいとも言える予選だった。それに僕の前にはふたりの素晴らしいドライバーがいるから、それによって僕にとって明日はさらに困難なものになるだろう。ミハエルのペナルティのおかげでひとつ順位が上がるのは幸運だけど、今日は特に超低速の区間で少し苦労させられた。タイヤをうまく機能させるのが難しく、必要なだけのグリップがなかなか得られなかったんだ。それでも予選はとても面白かったし、本当に楽しめた。ここではタイヤと戦略が大きな役割を果たす。良いスタートが切れれば、すぐに優勝争いに加われる。モナコではどんな事でも起こり得るし、明日は全てを出し切るよ。

予選5位 ロメイン・グロージャン(ロータス)
 思っていたようないいグリッドを獲れなかったけれど、今日はすごく接戦だった。Q3の最初にすごくいいラップを走ったが、2セット目のタイヤでそのタイムを更新することができなかった。予選の最後のパートに向けた戦略は完璧だったから残念だよ。トラフィックはそれほどひどくなかったけれど、セクター2でロスしたんだ。今日はポールポジションを獲得することも可能だったと思う。4番手スタートというのは望んでいたポジションではないが、レースは長い。ここはモナコだから、難しいレースになるだろう。でも燃料を多く積んだ状態でこのタイヤを履いたマシンはすごくいいということは分かっている。最適の戦略をうまく働かせ、僕らに何ができるか楽しみにしていよう。

予選6位 フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)
 イタリアには「ゆっくりと進む者は、順調に成功を収める」という諺があるよね。今僕らが行っているのはそれだ。一歩一歩、僕らは上位に近づいている。この予選には満足しているよ。僕らチームにとって今季ベストの予選だった。今週末はずっと、いい感触を持っているんだ。Q3ではあちこちで100分の数秒ずつ削れたかもしれないが、予選順位を上げられたとは思っていない。前のドライバーとの差はコンマ3秒だからね。通常ここでは優勝争いをするのはトップ3のグリッドについたドライバーたちだから、僕らの現実的な目標は表彰台の一角だ。一方で、サプライズがある可能性があることも分かっている。今日も、ミハエル(・シューマッハー)のポールというサプライズがあった。彼はペナルティを受けるためにポールを存分に生かすことはできないけれど、それでもポールを獲れて本当によかったね。僕もとても嬉しい。今日の午後と明日の午前中に、チームと一緒に検討して最適な戦略を決めなければならない。ソフトタイヤはうまく機能しているけれど、僕らはスーパーソフトでスタートする。スーパーソフトがどれぐらい持つか、少し分からない部分がある。レースの中で、スーパーソフトのパフォーマンスを探っていくよ。選手権を考えるといいグリッドだよ。直接のライバルたちの中で僕らより前のグリッドにいるのはハミルトンだけだし、ベッテルは9番手スタートだ。ミハエルが隣のグリッドに並ぶことについて? 久しぶりだから、彼が近くにいるのは嬉しいよ。でも僕は6番グリッドのドライバーよりも前の4人のドライバーを抜くことに集中していく。

予選7位 フェリペ・マッサ(フェラーリ)
 いい予選だった。7番手よりもっといい順位を絶対に獲得できたはずだ。Q1とQ2の状況を見れば、5番手も可能だったと思う。残念ながらQ3ではトラフィックのせいで完璧にクリーンなラップを走ることができなかった。でもここでトラフィックに遭うのはよくあることだ。そうは言っても、今回のグランプリにはここまでのところすごく満足している。やっとF2012を楽しんで走らせることができるようになった。ここで選んだセッティングのおかげでF2012のポテンシャルを最大限に引き出すのがかなり楽になっている。今後の選手権に向けても注意を払っていくことが重要だ。僕らはまだ、トラクションが重要な場所で少し苦しんでいる。僕らのマシンでベストな場所とコーナーごとに比較してみると、それは明らかだ。でもこのエリアにおいても前進したのは確かだよ。ミハエルは素晴らしいラップを走ったね。彼にお祝いを言いたい。明日のレースで彼が僕のすぐ近くのグリッドまで下がらなければならないのは残念なことだ。
 明日はいいレースができることを期待しよう。僕にとって新しいチャンピオンシップがスタートすることを願っているよ!

予選8位 キミ・ライコネン(ロータス)
 もちろん、このセッションにはあまり満足していない。最初のプラクティスの時点から、僕らは本来いるべき位置に立てずに少し後れをとっており、そこからの挽回を図ってきた。マシン自体はいいんだが、今日の一番の問題はタイヤをうまく機能させることだった。タイヤを温めるのが少し難しく思えた。自分のベストラップは、もう少しいいタイムになったはずだった。でもスイミングプールセクションで少し突っ込みすぎてしまった。少しがっかりしているけれど、毎回毎回うまくやれるわけじゃない。普通のレーストラックなら、オーバーテイクで順位を上げていけるだろうけど、モナコではそれは難しい。とはいえ、ここでは何が起きてもおかしくはないから、明日はいい結果を出せることを期待している。

予選9位 パストール・マルドナド(ウイリアムズ)
 今日は全てがとてもタイトだった。僕らはペースが良かったしトップ5も狙えそうだったが、ベストタイムを出せただろうラップで渋滞にはまってしまった。Q3での2回目のアタックは、マシンとタイヤのグリップが少し足りず、少し遅くなってしまった。ペナルティがあるから明日は厳しくなりそうだけど、ベストを尽くしてどうなるかを見守るよ。

予選10位 セバスチャン・ベッテル(レッドブル)
 僕にはちょっと複雑な一日だった。午前中はとても調子が良かったのに、間違った方向に進んで、予選には難しいマシンになってしまったんだと思う。マークがここでこのマシンがどれだけのことができるかを証明しただけに、少しガッカリだ。明日僕らに何ができるかを考えてみるよ。ここはどんな事でも可能になるモナコだ。僕らはハード側のタイヤでスタートできるから、明日は違う戦略を採れる。前にいるライバルたちとは少し異なる戦略で、最初のスティントがどうなるかを見て、そこからどう出るかだね。長いレースだから予測は難しいよ。

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