F1第8戦ヨーロッパGP予選でトップ10入りを果たしたドライバーが、予選の戦いを次のように振り返った。
予選1位 セバスチャン・ベッテル(レッドブル)
今日はQ1、Q2からよく挽回できたと思う。Q1とQ2にはあまり満足できていなかった。予選までは良い週末を過ごしていたが、Q1の前にコンディションが変わったんだ。だけど最終的には全てをうまくまとめられたよ。皆が一生懸命に新しいパーツの準備をしてくれて、そのおかげで一歩前進できたようだ。新パーツの持ち込みはいつだって容易なことではない。金曜日に試してはみたものの、週末には以前のセッティングに戻しているなんてこともよくあるんだ。本格的な試運転は明日だけど、今週末は前に進めたみたいだね。ここではこれまでも調子が良かったから、明日もそうなるといいな。今週末の皆の仕事にはそれだけの価値がある。彼らはすごく頑張ってくれた。
予選2位 ルイス・ハミルトン(マクラーレン)
フロントロウからスタートできることにものすごく満足している。今週末は他チームのマシンが大きな進化を遂げていて、それでも2番手からスタートできるなんて嬉しいサプライズだね。昨日のフリー走行の初めからフロント(ホイール)がロックし、セッティングに少し苦労していたんだ。そのため予選はそこそこの結果を出して、できるだけ上のポジションからスタートするということに集中していた。だからさっきも言ったように、2番手を得られるなんてとても喜ばしいよ。とはいえ、レースで予測されるような暑いコンディションの中でタイヤのケアをするのは大変な仕事になるだろう。だから今夜は前戦で自分が何をしたかを解析し、明日タイヤが可能な限り長く保つようにしておかないとね。いつもながら、ここではオーバーテイクがものすごく難しいけれど、デグラデーションの方がさらに全員にとって大きな問題になると思う。僕はできるだけ多くのポイントを獲得することを目指していく。予選順位のまま2位でフィニッシュできたら、僕のタイトル争いの状況が強固なものになってくる。それ以上、つまり優勝できたら、それはもちろんボーナスになるよね。
予選3位 パストール・マルドナド(ウイリアムズ)
僕らはマシンを理解するために努力してきたけれど、ソフトタイヤではもっとパフォーマンスを向上させる余地がある。それでもチームは今日素晴らしい仕事をしてくれて、ウイリアムズはどんどん強くなっている。チームにとって良い結果だというだけでなく、僕の母国にとっても良いことなんだ。ここにはたくさんのベネズエラ人ファンが応援に来てくれていて、それを見るととても嬉しい。明日はとても暑くなるから戦略が重要になるが、他の皆も同じように苦労するだろう。明日、表彰台を目指してプッシュするのが楽しみだ。
予選4位 ロメイン・グロージャン(ロータス)
今日はマシンの力を最大限まで引き出したと思う。4番グリッドはいいポジションだ。でももちろん人はもっと上を望み、もっとうまくやりたいと思うものだ。セバスチャン(・ベッテル)は信じられないようなラップを走った。今日は僕らは対抗できなかっただろう。予選パフォーマンスを改善することができたけれど、もっとよくできる余地はある。タイヤのデグラデーションは、前回のレースよりも重要になるだろう。日曜は暑いコンディションの中で57周を走る。いいレースをするために何ができるか、見ていくよ。
予選5位 キミ・ライコネン(ロータス)
予選はとても接戦だった。特にQ2のタイムはすごく接近していたから、5番グリッドが獲れたのはよかった。マシンのフィーリングはよかった。最後のラップであと少しだけいいタイムが出せたら、ふたつぐらい上のグリッドが手に入ったかもしれないけれど、前回よりよくなったから、そのことには満足している。今朝、セットアップ上で、マシンを走りやすくするための発見がいくつかあった。明日が楽しみだ。このマシンは通常、気温の高い決勝で強いから、明日何ができるか見ていこう。
予選6位 ニコ・ロズベルグ(マクラーレン)
予選に向けて大きなポテンシャルを持っていたのに、残念ながら満足できる結果を出せなかった。僕らは一貫して速かったが、僕が最後のラップをちょうどスタートする時に、ルイス(・ハミルトン)が最終コーナーでスローダウンしていた。アタックラップを彼の後ろの位置でスタートしなければならず、タイムを更新することができなかった。ここのラストセクターはトリッキーだから、こういうことはしないようにしようという取り決めができていたんだ。腹立たしいよ。明日は戦略の点で興味深いレースになるだろう。いくつかポジションを上げるチャンスに恵まれるよう願っている。
予選7位 小林可夢偉(ザウバー)
マシンにもこの結果にも満足している。チームは素晴らしい仕事をしてくれた。ラップタイムはものすごく接近していて、どこかでほんの小さなミスをしただけで、ひどい結果になってしまう状況だった。僕のラップはよかったと思う。おそらく限界ぎりぎりまで絞り出せたとしても、あとコンマ1秒だっただろう。それ以上は無理だ。3台のマシンの前に出られたから、Q3ですべてを懸けた価値はあった。ここの気温の高さに適応できるよう努力し、それをうまくやれた。僕らの目標のひとつは予選の改善で、それを今日成し遂げることができたよ。この勢いとパフォーマンスを決勝でも維持しなければならない。僕らにはそれができると確信している。
予選8位 ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)
2台が共にQ3進出を果たし、全体的にはチームにとって素晴らしい結果になったが、僕らは8番手と10番手よりもう少し上を望んでいたのかもしれない。特に今週末ここまでの僕らのパフォーマンスを考えるとね。今日はマシンが乗りづらく、時に少しナーバスだったから、気温の上昇が僕らの助けになったとは思わない。明日のレースに向けては、それでも僕らはトップに近い位置にいるし、ポイント獲得を目指して周囲のマシンと戦っていくよ。
予選9位 ジェンソン・バトン(マクラーレン)
金曜日のフリー走行に出たフロント(ホイール)がロックする問題を解決するために、チームは本当に一生懸命、夜通し仕事をしてくれた。今日の午前中にはマシンは大きく改善されたと感じ、本当に期待を抱いていた。それなのにQ3の終盤で新品タイヤを履くと、なぜかマシンのフィーリングがそれまでとは大きく変わってしまった。Q3最後の走行ではバランスは全く違くように感じ、ひどいアンダーステアが出て、ブレーキを踏むたびにフロントがロックした。路面が変わったのかどうか分からないが、フロントがロックしてどうしようもなかったんだ。これまでのここのレースではオーバーテイクが難しいということが実証済みだから、9番手からのスタートにはガッカリしている。戦略で正しい選択をすることが鍵になるね。
予選10位 ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)
強力に戦えた予選だったけれど、Q3では完璧なラップをまとめられなかったから、本来ならもう少し上に行けたはずだと感じている。僕らのマシンはQ2では最速で、もしQ3であのラップタイムを再現できていたら2、3列前のグリッドを獲れたかもしれない。マシンの性能をもう少し搾り出そうとしたものの、ホイールをロックさせて最終セクターでタイムを失ってしまった。僕らは全てのセッションで強かったから、前向きな要素に焦点を当てて行こう。マシンはサーキットによく適応しているし、明日は良いレースペースで走れると思う。
