2012年F1第8戦ヨーロッパGP予選の公式予選Q2は、ロータスのロメイン・グロージャンがトップタイムを記録した。ザウバーの小林可夢偉は10番手でQ3に進んだ。
15分で行われた予選Q2は、序盤からフェラーリを除く15台がソフトタイヤでアタックを行い、メルセデスのニコ・ロズベルグをトップにロータスのキミ・ライコネン、マクラーレンのジェンソン・バトン、ルイス・ハミルトンと続き、ザウバーの可夢偉が5番手につける。
終盤、フェラーリもソフトタイヤを投入してくるなかでトップに浮上したのはロータスのグロージャン。さらに好調フォース・インディアのポール・ディ・レスタが3番手に飛び込み、セバスチャン・ベッテルも4番手にポジションを上げた。
逆にその間に10番手までポジションを落とした可夢偉は、ミハエル・シューマッハーのタイムによってはノックアウトされる可能性もあったが、シューマッハーは12番手に沈み、Q3になんとか進出。一方、フェラーリ2台はアップデートの甲斐もなくフェルナンド・アロンソが11番手、フェリペ・マッサも13番手に終わり、2台揃ってトップ10入りを逃してしまった。
予選Q2の上位はグロージャンがトップ、2番手にロズベルグ、3番手はディ・レスタとなった。逆にノックアウトされたのは、フェラーリ2台とメルセデスのシューマッハー、ウイリアムズのブルーノ・セナ、ザウバーのセルジオ・ペレス、ケータハム、ヘイキ・コバライネン、トロロッソのダニエル・リカルドとなっている。