今季からBMWが加わり、3メーカーの戦いとなるDTMドイツツーリングカー選手権。そんなDTMのパドックの雰囲気も、BMWが加わり新しい要素が加わっている。
DTMのパドックは、スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションの坂東正明代表も、パドックにおける各メーカーのプロモーション活動など参考にする点が多いと繰り返し語っていた。
そんなDTMも2012年となり、開幕戦ホッケンハイムを迎えた。整然とチームのトランスポーターが並べられたパドックには、メルセデスベンツ、アウディ、BMWの巨大なホスピタリティが登場した。
スーパーGTではあまり見られないが、各メーカーともホスピタリティは2階建ては当たり前といった様相。アウディにはテラス席も設けられているほか、テーブルサッカーゲームが設置されていたり、参戦ドライバーや技術陣の写真が貼られるなど、ファンに訴えかける雰囲気となっている。
また、今季から参戦するBMWのホスピタリティにもテラス席が設けられているほか、おなじみのMラインが外装に施され、ブランドイメージをアピールしている。
パドックには各メーカーの市販車も展示され、メルセデスベンツの市販車の中には今季スーパーGTにも登場したSLS AMG GT3も。まるでモーターショーのような雰囲気がパドック内に展開されている。
他にも、チャンピオンのトロフィーが展示されていたり、ファンが楽しめる雰囲気が作られているDTMのパドック。国内モータースポーツ界にとっても参考になりそうだ。