F1第3戦中国GPが17日、上海インターナショナル・サーキットで幕を開け、金曜日1回目のフリー走行はマクラーレンのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。2、3番手にはブラウンGPの2台、ジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロがつけた。トヨタはヤルノ・トゥルーリが6番手、ティモ・グロックは8番手、ウイリアムズの中嶋一貴は19番手となった。

 セッション開始となる午前10時(現地時間)の天候は晴れ、気温16度、路面温度26度、サーキットには日差しも照りつけており、上々のコンディションでセッションはスタートすることとなった。
 このコースは2本の長いストレートが特徴で新システムのKERSが有効という見方があるが、開幕からそのKERSを使用してきたフェラーリが今回システムの投入を見送るとの情報。それに対しBMW陣営ではロバート・クビカが今回から搭載することになった様子だ。

 セッションはインスタレーションラップののち、暫くして徐々に走行がスタート。周回が10周を超えるあたりからブラウンGPやマクラーレン勢が1分37秒台前半のタイムで上位を占める展開となった。一方でフェラーリ勢は中団からのスタートとなり、キミ・ライコネンのオンボート映像からはタイヤのグレイニングが確認できるほどで、アタック中もステアリングが定まらないといった不安定なハンドリングを見せていた。

 セッションは結局、中盤からトップに立ったハミルトンが1分37秒334のタイムでトップのまま終了。また好調ブラウンGPもバトンが2番手、バリチェロ3番手で続いた。ヘイキ・コバライネンが4番手、以下マーク・ウエーバー(レッドブル)、トゥルーリ、ニコ・ロズベルグ(ウイリアムズ)、グロックとなった。

 セッションを6番手で終えたトゥルーリは、開始から30分過ぎに突然スロー走行に陥るトラブルに見舞われ急遽ピットへ、不安な出だしを見せたが、その後暫くして走行を再開している。
 

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