F1中国GPの予選はレッドブルのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークし、自身2回目となるポールポジションを決めた。2番手にはフェルナンド・アロンソ(ルノー)、3番手はマーク・ウエーバー(レッドブル)となった。トヨタはヤルノ・トゥルーリが6番手、ティモ・グロックは14番手、ウイリアムズの中嶋一貴は15番手だった。

 セッション開始時刻の現地午後2時の天候は晴れ、気温24度、路面温度は38度というコンディション。

Q1
 まずは5台が消えるQ1。序盤から激しいタイム合戦となる中、ブラウンGPなどはハード側のミディアムタイヤを履いて2周連続アタックを敢行、ひとまず1回目のタイムが出揃うとルーベンス・バリチェロ(ブラウンGP)がトップに立つ。そのバリチェロは残り5分からのラストアタックでも僚友ジェンソン・バトンにトップの座を譲ったものの2番手をキープ、3番手以降にはウエーバー、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)らが続いた。
 BMWザウバーのロバート・クビカは18番手と奮わず、セバスチャンン・ブルデー(トロロッソ)、ネルソン・ピケ(ルノー)、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、ジャンカルロ・フィジケラ(フォース・インディア)とともに早くも姿を消している。

Q2
 続くQ2は、最初からほぼ全車が柔らかいほうのスーパーソフトタイヤをチョイス。1回目のアタックからQ1タイムを上回るペースでバトルが展開されていく。ここではウエーバーが1回目のアタックで暫定トップに立つが、2回目のアタックでは2番手タイムに。代わってチームメイトのベッテルがトップを奪取した。
 ここではトヨタ、フェラーリ、マクラーレン、BMWザウバー、ウイリアムズの各1台が脱落する厳しい結果に。期待の中嶋一貴も15番手タイムでQ3進出を逃した。

Q3
 予選のクライマックス、最終のQ3では白熱したバトルが展開された。暫定トップに立ったバトンに対してQ2から速さを見せるレッドブル勢はギリギリまでコースインを遅らせる戦略をとると、ここでベッテルがワンアタックを決めてポール奪取に成功。ウエーバーも3番手に入る。またQ1でトップ10圏外、Q2でも7番手だったアロンソがここで2番手に割って入りフロントロウを獲得してみせた。この結果、トップ3はルノーエンジンが占めるかたちとなっている。
 

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