F1第7戦トルコGPのフリー走行2回目が日本時間の6月5日20時から行われ、ヘイキ・コバライネン(マクラーレン)が1分28秒841でトップタイムをマーク。2番手にはフェルナンド・アロンソ(ルノー)、3番手にはロバート・クビカ(BMW)と続き、中嶋一貴(ウイリアムズ)は4番手、トヨタの2台、ヤルノ・トゥルーリ、ティモ・グロックがそれぞれ6、14番手となっている。
1回目のフリー走行に引き続いて天候は晴れ。気温26℃、路面温度44℃でセッションがスタートした。開始からウイリアムズ、トヨタ、トロロッソが2台とも、ニック・ハイドフェルド(BMW)ジャンカルロ・フィジケラ(フォース・インディア)、コバライネン、キミ・ライコネン(フェラーリ)、ネルソン・ピケJr.(ルノー)が走り出し、最初のタイム計測ではロズベルグが1分30秒615をマークする。
その後も各選手走行を始めタイムを記録していくが、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)はピットで待機を続ける。
ベッテルが動き出したのは、セッションがスタートしてから30分になろうかという時。インスタレーションラップを行ったののちに、タイムを計測へ。1分29秒202で暫定3番手タイムをマークするが、マシンがコース上でストップ。オフィシャルとともに車両を安全なところまで押し、そこで走行は終了。
セッションが半分の45分を過ぎたところで、最速はコバライネンの1分28秒841。これにフェルナンド・アロンソ(ルノー)、ロバート・クビカ(BMW)、中嶋が続く。
中盤以降、動きのなかったイスタンブールパーク・サーキットだったが、走行が残り5分となるところで、最後のタイム計測に向けて各陣営が動き出す。しかしながら、上位陣では目立ったタイムの更新は見られず、中盤でのコバライネンのタイムがそのままトップタイムとなった。アロンソ、クビカ、中嶋、そしてマシンをセッション序盤で止めたベッテルまでがトップ5。
トヨタのトゥルーリが6番手と続き、1回目の走行でトップだったニコ・ロズベルグ(ウイリアムズ)、ルーベンス・バリチェロ(ブラウンGP)というトップ8ととなった。
トルコGP土曜日最初のセッション、フリー走行3回目は日本時間6月6日17時にスタートする。
