2016年のシート争いで、最大の焦点になると見られているキミ・ライコネンの去就。一時はハンガリーGPまでの結果で残留か放出か決まり、フェラーリの意向は「放出」へ傾いていると言われていた。

　だが、ここに来て一転、ライコネン残留の可能性が高くなっているようだ。フェラーリはセバスチャン・ベッテルのチームメイト候補として、何人ものドライバーを検討したが、最終的に白羽の矢が立ったのはバルテリ・ボッタス。ボッタス側は、フェラーリ移籍で基本的に合意していたが、ウイリアムズとの契約が残っていることがネックになったという。

　そうは言っても正式発表されるまで、どちらへ転ぶかわからないが、事情通のイタリア人ジャーナリストは「フェラーリはイタリアGP前にライコネンとの契約を更新、キミが安定して結果を出す可能性に賭ける」と予想する。

　ライコネンの代わりとして他に誰が候補に挙がっていたのか、なぜボッタスの移籍は実現しなかったのか、そして、もしライコネンが放出される場合は、どんな動きが考えられるのか。詳細は発売中の『F1速報』ハンガリーGP号にて「F1夏休みワイド・明日はどっちだ!?」を読んでいただきたい。

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