F1第17戦アブダビGPの予選でトップ10入りを果たしたドライバーたちが、予選の戦いを語った。
マーク・ウエーバー 予選=1位
「今週末は今のところとてもスムーズにいっている。ここは温度の変化が激しく、簡単なサーキットではない。午後と夜に走るから、ドライバーもエンジニアリング面においても、変化するコンディションにうまく対応しなければならないんだ。Q1とQ2は最高の形でスタートを切れたとはいえなかったが、セッションの中でマシンに変更を加えて快適に乗れるようになった。コースの一部でタイムをもっと削らなければならないことは分かっていた。セバスチャン(・ベッテル)はそこでとてもいい走りをしていたんだ。だから自分がうまくやっていたエリアでは引き続き速く走りつつ、それ以外のエリアでは彼に匹敵するようなタイムを出そうと努力した。ポールポジションを獲得できて嬉しい。明日のレースがとても楽しみだ」
セバスチャン・ベッテル 予選=2位
「何よりチームにとって素晴らしい結果だと思う。予選が始まった時は、メルセデスのニコ(・ロズベルグ)とルイス(・ハミルトン)がとても強かったと思う。マーク(・ウエーバー)と僕が手をこまねいていたわけではないが、とにかく彼らはとても速かった。でもQ3で僕らはさらに少しタイムを縮めることができた。マークはとてもいいラップを走ったから、彼におめでとうと言うよ。僕はもう少しいいタイムが出せたはずだが、ポールに届いたかどうかは分からない。マークは今日のポールポジションにふさわしい仕事をした。ミスなくいいラップを走ったんだ。チームにとっても最高の結果だ。明日はいいリザルトを手に入れられるはずだよ」
ニコ・ロズベルグ 予選=3位
「僕らのチームが今週末の土曜日もまた素晴らしい結果を出すことができてとても嬉しい。今回も僕らはレッドブル以外のトップの位置に立てた。それを今週末は目標にしてきたし、グリッド3番手と4番手というのは、コンストラクターズ選手権において大量にポイントを稼げるチャンスがある、素晴らしいポジションだ。Q3の最後のラップは最高の出来とはいえなかったが、いずれにしてもタイムを更新できるチャンスはそれほどなかった。マーク(・ウエーバー)とセブ(ベッテル)はあまりにも速すぎたから、僕がフロントロウをつかむのは難しかった。でも明日はここからいいレースができるという自信があるよ」
ルイス・ハミルトン 予選=4位
「Q3の最初のラップで出したタイムを考えれば4位を確保できてよかったと思う。2回目のラップでマシン後部の何かが壊れたみたいで、シケインでパワーをかけている時にスナップアウトし、スピンしてしまった。とてもいいラップだったから、うまくいっていればフロントロウがつかめたかもしれない。最初のラップよりコンマ4秒縮めていたんだ。でもこういうこともある。今日はマシンの感触がとてもよかった。だから決勝ではいいスタートを決めて、順位を上げられることを期待している。フェラーリより前の位置が取れたのはよかった。その位置を維持しなければならない。明日いい結果を出せるといいね」
キミ・ライコネン 予選=5位(予選結果除外)
「今日は全体的にそれほど悪くなかった。昨日と今日のセッションではマシンを自分の思ったとおりに機能させるのに少し苦しんだが、夜には気温が下がり、僕の好みにかなり近づいてきた。いいことだよ。決勝は夜行われるのだからその方がいい。ショートホイールベースのマシンの方が僕のスタイルには比較的合っているようだ。明日もこの調子で進めていきたい。もちろんグリッドはできるだけ上位を獲得したいものだけど、今日僕らは最速ではなかった。それでも日曜には何が起こるか分からない。自分たちにできることを考えていくよ。(予選直後のコメント)」
ニコ・ヒュルケンベルグ 予選=6位
「完璧なラップで、マシンから最大限の力を引き出せた。このコースでオーバーテイクするのは簡単じゃない。DRSゾーンがふたつあって、過去には何度か素晴らしいオーバーテイクがあったけれど、僕にはいいトップスピードがあると思う。今週末はずっとトップ10の中にいられたし、明日も引き続きそうなるだろうと自信を持っているよ」
ロメイン・グロージャン 予選=7位
「ここ最近の中では比較的難しい予選だった。今週末の僕らのペースからすると7番グリッドというのは期待していた位置ではない。今夜マシンのフィーリングが大きく変わってしまい、特にフロントエンドが顕著だった。何がうまくいっていないのか、調べる必要がある。明日は厳しいコンディションの中で長いレースを戦わなければならない。周囲のドライバーたちは皆同じタイヤでスタートするから、今夜データをチェックして、目標の表彰台をつかむためにさらなるパフォーマンスを見つける必要がある」
フェリペ・マッサ 予選=8位
「自分の予選に満足している。予想していたよりもうまくいった。週末を通して僕らは十分な競争力を見せることができずにいたので、今日のフリープラクティスの後にはQ3に進出できないのではないかと心配していた。でも1周の中でマシンの力を最大限に引き出すことができ、気温が下がったこともあって、いくつか順位を上げることができた。今日僕はやれることをすべてやった。最終コーナーで少しオーバーステアが出なければもう少しいいタイムを出せたかもしれない。このコースは僕らのマシンとの相性がよくない。優れたトラクションが必要であり、気温が高く、その両方の要素がマイナスに働く。でもレースは夜に行われるから、今僕らに必要な重要なポイントを持ち帰れることを期待している。それが簡単ではないことは分かってはいるけれど」
セルジオ・ペレス 予選=9位
「今日はマシンの感触が素晴らしかった。あと100分の数秒縮められていたら、7位になれていた。それも不可能じゃなかったよ。FP3はうまくいかなかったけれど、冷静さを保つことが大事だった。僕らはレースに向けて正しい形で進歩してきたと思う。このコースは午後から夜にかけてコンディションが大きく変化することは分かっていて、それにうまく対応した。全体的に今週末、チームは進歩を見せている。明日がすごく楽しみだ」
ダニエル・リカルド 予選=10位
「Q3に進出できただけでも大きな成果だと思う。金曜日と今日の最後のフリー走行では、マシンを自分の好みに合わせることに苦労していたんだ。Q2のラップはとてもよかったものの最高ではなかったから、Q3ではいくつかの箇所で改善が見込めそうだという気持ちで挑んだ。フロントタイヤの内圧を微調整することにしたんだけど、それは正しい判断ではなく、タイヤを暖めるのがより困難になってしまった。ラップそのものはそれほど悪くなかったが、タイムは全く出なかった。暑さについて? それが問題になるのはマシンを降りた後だね。コクピットの中は多少空気の流れがあって問題ないよ」
