F1第13戦イタリアGPの予選はマクラーレンのルイス・ハミルトンがトップタイムとなり、今季2回目のポールポジションを獲得した。2番手にはフォース・インディアのエイドリアン・スーティル、3番手にはフェラーリのキミ・ライコネンとなった。トヨタはヤルノ・トゥルーリが11番手、ティモ・グロックは16番手。ウイリアムズの中嶋一貴は17番手となった。

 現地時間午後2時からの予選は気温27度、路面温度は40度というコンディション。天候は朝のセッションに引き続き快晴となった。

Q1
 予選最初のQ1は20分。フェラーリ2台が先陣を切り、まずはジャンカルロ・フィジケラ(フェラーリ)からアタックを開始する。セッション序盤はハミルトンが計測1周目で1分23秒台に入れてトップとなり、僅差の2、3番手にはブラウンGPが続き、以降トップ10までが23秒台をマークする接近戦が早くも繰り広げられる。
 残り5分からQ2進出をかけたアタックが開始されると、全車がコースイン。ここではキミ・ライコネン(フェラーリ)がハミルトンを上回りトップでQ1を通過。僚友フィジケラは12番手につける。ヘイキ・コバライネン(マクラーレン)が5番手につけ、好調フォース・インディアの2台も7、8番手と予想通りの速さを見せた。
 一方、1分24秒台に入れられなかったウイリアムズとトロロッソ、グロックの5台が最初の脱落組となった。

Q2
 このセッションではメルセデスエンジンを積む5台が上位5番手までを独占した。トップには1分22秒台に入れたジェンソン・バトン(ブラウンGP)となり、同じく22秒台のハミルトンとルーベンス・バリチェロ(ブラウンGP)が続く。4番手と5番手にフォース・インディアの2台、スーティルとビタントニオ・リウッツィが入った。
 対してフェラーリのフィジケラは1分23秒台に入れるのがやっとで14番手、BMWの2台はセッション途中で立て続けにマシントラブルに見舞われてストップ、トゥルーリ、ロメイン・グロージャン(ルノー)とともにここで予選を終えることとなった。

Q3
 決勝のグリッドを決めるQ3は10分の争い。一度コースに出たマシンは一旦ピットに戻り、残り5分を切ってから最後のアタック合戦に入っていった。ここでブラウンGPの2台は固い方のミディアムタイヤでアタックし、バリチェロが5番手、バトンは6番手というタイムに落ち着く。一方のトップ争いでは、ソフトタイヤでアタックを決めたマシンが上位を占め、ハミルトンが1分24秒066でポールを獲得。好調スーティルが2番手に入り初のフロントロウをゲット。リウッツィも7番手につけフォース・インディアは前戦ベルギーGPに続き好結果を得ることとなった。レッドブル勢は9、10番手となり決勝は5列目からのスタートとなっている。

本日のレースクイーン

河村澪かわむらみお
2025年 / スーパー耐久
Hitotsuyamaレースアンバサダー
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円