予選中に3回の赤旗、全セッションでコースアウトするマシンが出るなどアクシデントが多発した日本GP。予選Q2の終盤に起きたセバスチャン・ブエミ(トロロッソ)のクラッシュで4人のドライバーがイエローフラッグ無視の違反を犯したとして、またその原因を作ったブエミの合計5人のドライバーに対してスチュワードはペナルティを発表した。
しかし、このペナルティを反映した正式なスターティンググリッドが本日中に出ないことが明らかになった。F1公式サイトによると、ブエミ、ジェンソン・バトン(ブラウンGP)、ルーベンス・バリチェロ(ブラウンGP)、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、フェルナンド・アロンソ(ルノー)の5名に対し5グリッド降格処分が科されるとされている。ただし、そのアナウンスの文末には「スターティンググリッドの発表は日曜日の朝に行う」とも記載され、本日中には正式なグリッドが発表されないことが判明している。
すでにスタート前の車両重量は発表されているものの、正式なスターティンググリッドが判明するまでは一晩待たなくてはならないとスッキリしないまま決勝日の朝を迎えることになった。
