ルノー・ワールドシリーズの2009年チャンピオン、ベルトラン・バゲットが、12月に行われる若手ドライバー向けF1テストにルノーから参加することが決定、「子供のころからの夢がかなった」と喜んでいる。
ベルギー出身のバゲットは、タイトルの褒賞として、ヘレスでの3日間のテストの初日にルノーR29をドライブすることになった。
「僕にとって素晴らしい初体験となる」とバゲットはコメントしている。
「子供のころからの夢がかなう。それにこれはすべてのレーシングドライバーにとっての究極の目標だ」
「たくさん学ぶことがあると思う。マシン自体だけではなく、新しい環境、新しいパラメーター、作業方法の違いなど、いろいろなことがあるだろう。僕が知っているのは、ヘレスサーキットだけだろうね!」
バゲットはベルギーでルノーによる若手発掘プログラムに採用された後、フォーミュラ・ルノー1.6、フォーミュラ・ルノー2.0、フォーミュラ・ルノー3.5と、キャリアと通してルノーのシングルシーターをドライブしてきた。
バゲットは現在、F1テストに備えてトレーニングを行っているということで、テストプログラムに関するミーティングのために、エンストンのルノーF1チームを訪ねる予定だという。