F3マカオグランプリは20日決勝レースが行われ、ダニエル・ジュンカデラ(プレマパワー)が逆転勝利を飾った。日本勢では関口雄飛(ミュッケ)が表彰台目前の4位に入った。

 前日の予選レースを制したマルコ・ウィットマン(シグネチャ)がレース序盤からリードを築いていったものの、7周目にクラッシュしたマシンを回収するためにセーフティカーが導入され、ウィットマンのリードは失われてしまう。

 セーフティカー開けでウィットマンはさらに不利な状況となってしまい、ウィットマンの後方につけていたジュンカデラ、フェリペ・ナスール(カーリン)、そして山内英輝(戸田レーシング)らとのバトルを勝ち抜き4番手に浮上していた関口が、リスボアまでの間に一団となり、スリップストリームを使い合う激しい展開になる。

 ここでジュンカデラはリードを奪い、ナスールと続く展開に。ウィットマンは5番手まで落ち、関口とハネス・ファン-アッセルドンク(ハイテック)と競り合うことになる。

 ジュンカデラのリードは、終盤のセーフティカーで確実なものに。そのままセーフティカー下でチェッカーが振られ、ジュンカデラが優勝。2位はナスール、3位は挽回したウィットマンとなった。

 今回、急遽参戦が決まったにも関わらず優勝を争う素晴らしい戦いをみせた関口は惜しくも表彰台まで届かずに4位。チェッカーを受けたのはわずか13台という中で、日本人ドライバーで他にチェッカーを受けたのは佐藤公哉(モトパーク)の12位のみとなった。

 序盤から上位を争った山内は無念のクラッシュで13周でストップ。安田裕信(ThreeBond)は0周リタイアという結果になった。トムスのリチャード・ブラッドレーは9位チェッカー。アレキサンダー・シムスは18位という順位になっている。

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