FIAは、中国GP決勝で黄旗区間にも関わらず多くのマシンがDRSを起動させていた問題について、ペナルティを科さないと決定した。

 今回の問題で調査対象にあがったのは、レッドブルとロータスの4名に加え、マクラーレンのジェンソン・バトン、ウイリアムズのバルテッリ・ボッタス、トロロッソのダニエル・リカルド、マルシャのマックス・チルトンという8名のドライバーだ。

 今季は、開幕2戦でFIAのテレメトリーシステムにトラブルが発生しており、今回もマレーシア同様にレースコントロールとマシンのリンクを遮断する措置がとられた。そのためドライバーたちは、レース中にDRSの使用が禁止された時も自動制御によるシステムの恩恵を受けていなかった。

 FIAは、調査対象のドライバーが非常に多くいたにもかかわらず、誰にもペナルティは科さないことを認めている。

 この問題にあたったスチュワードは、黄旗が通知されてから実際に表示されるまでに1分の遅れがあったと明かし、ドライバー側には情状酌量の余地があったとの考えを示した。
 また彼らは、FIAが新しいサプライヤーが抱える問題から電子マーシャリングシステムを無効にしたことで、結果として混乱を生じさせたことも挙げ、さらにメインストレートにグリーンライトが表示されていたことも問題だったと述べている。

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